シェイクダウンの動画も公開、実車はまだチラ見せ
![画像: 「Lamborghini」のエンブレムは、どこに付けられているのか?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2020/03/26/18365838187ef4129d6e8372897d3a07e2391b14_xlarge.jpg)
「Lamborghini」のエンブレムは、どこに付けられているのか?
アストンマーティン・ヴァルキリーや、トヨタのGR スーパースポーツ(まだコンセプトカーだが)などと同様、2020-2021シーズンから始まる予定の新たなFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦予定のハイパーカーをランボルギーニでも制作している。
ランボルギーニのモータースポーツ部門である「スクアドラ コルセ」と、「チェントロ スティーレ(スタイルセンター)」が手がける限定モデル、2020年夏にワールドプレミアが予定されている新たなサーキット専用ハイパーカーがベースのようだ。
今回、そのマシンに搭載されるV12エンジンのシェイクダウンが実施された。エンジンの詳細なスペックは未発表だが、6.5Lの自然吸気で、最高出力は830hpに達するという。現在、開発は最終段階に入っている。
![画像: ディフューザー形状のリアエンドや大型のリアウイングのステーなどが見てとれる。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2020/03/26/abe70be6d266b56a70d1b60f222a3f3c3d41b865_xlarge.jpg)
ディフューザー形状のリアエンドや大型のリアウイングのステーなどが見てとれる。
スクアドラ コルセが手がけるハイパーカーは、大型のリアウイング、ルーフのエアスクープ、デュアルエアインテークを装備したレーシングフードなど、公道走行が可能なランボルギーニのカタログモデルとは異なる特徴を多く備えている。シャシでは、アルミニウム製のフロントフレームとカーボンファイバーのモノコックで最高の安全水準を実現しながら、革新的なセルフロック ディファレンシャルを装備してサーキット走行のドライバビリティを向上させている。ホイールはセンターロック方式でタイヤはピレリが装着されている。
今回、シェイクダウンシーンの動画も公開されている。
Good vibrations, first shakedown for new Lamborghini Squadra Corse V12 car
youtu.be短い動画だが、V12エンジンのサウンド、モザイク模様でカモフラージュされたハイパーカーのディテール、そしてクルマ全体は走り抜けるシーンでチラリと公開されている。
ランボルギーニのハイパーカーは、全体像やスペックはもちろん、車名も発表されていない。ランボルギーニの伝統に則って闘牛の名前が与えられるのか、実際にレースに参戦するのか。スーパーカー ファンならずとも、そのワールドプレミアが待ち遠しい。