2020年4月27日、トヨタはクラウン誕生65周年を記念した特別仕様車を発売すると共に、デビューから2年ほど経過した同モデルの一部改良を実施すると発表した。

カーナビ画面上でスマホのアプリを操作できる

トヨタのフラッグシップとして2018年6月にフルモデルチェンジした15代目クラウンは、デビュー当初から通信機能を標準装備するなどして、同社のコネクティッドカーをけん引する役割を担っている。そして今回、この通信機能を強化する一部改良が発表され2020年4月27日に発売された。

改良を施されたのはT-Connect SDナビゲーションシステムの機能で、SmartDeviceLinkやApple CarPlay、Android Autoといったスマホとの連携機能を追加してきた。スマホで普段から使用しているアプリをナビ画面に表示して操作できるようにすることで、利便性を高められている。このほかにも、グレードによってインテリアの素材を変更するなどにより、上質感を演出する。

さらに、初代クラウンが1955年に登場して65周年を迎えたことを記念する特別仕様車、3モデル「リミテッド」/「エレガンススタイルII」/「スポーツスタイル」を設定して同日に発売した。

画像: トヨタクラウンの特別仕様車スポーツスタイル。スモーク加工の施されたヘッドライトやテールランプなどを採用してスポーツテイストを演出する。

トヨタクラウンの特別仕様車スポーツスタイル。スモーク加工の施されたヘッドライトやテールランプなどを採用してスポーツテイストを演出する。

リミテッドは「RS」と「RS Four」をベースに、専用ブラック塗装の18インチホイールと、ファブリックと合成皮革を組み合わせたスポーツテイストのシート(前席シートヒーター付)を採用している。

エレガンススタイル IIは、「S」と「S Four」をベースに内外装の質感を高めた仕様となっている。外装には、クロームメタリック塗装の18インチホイール&センターオーナメント、メッキ調加工の施されたドアハンドルを特別装備。内装色としてブラックとライトグレー、こがね(キャラメル系色)の3色を設定。スエード調のブランノーブ生地と合成皮革を組み合わせたシートや、黒木目(欅調)のセンターコンソールパネルを採用する。

そしてスポーツスタイルは、「S」と「S Four」をベースに内外装をスポーティに演出されている。18インチホイールは専用ブラック塗装に、LEDヘッドライトとテールランプはスモークメッキを施されて、さらにフロントグリルモールやフロントフォグランプリングなどを装備する。内装においては黒を基調に赤のカラーアクセントを配置している。

いずれの特別仕様車も、安全装備であるブラインドスポットモニターやリヤクロストラフィックオートブレーキを、快適装備の助手席肩口パワーシートスイッチなどをセット(Cパッケージ相当)にして装備する。

画像: トヨタ クラウンの特別仕様車「スポーツスタイル」の内装は、黒を基調に赤のカラーアクセントをさりげなく配色されている。

トヨタ クラウンの特別仕様車「スポーツスタイル」の内装は、黒を基調に赤のカラーアクセントをさりげなく配色されている。

トヨタ クラウン特別仕様車 車両価格

RSリミテッド(2L直4ターボ+2WD):516万9000円
RSリミテッド(2.5L直4モーター+2WD):538万9000円
RS Fourリミテッド(2.5L直4モーター+4WD):560万9000円
Sエレガンススタイル II(2L直4ターボ+2WD):506万3000円
Sエレガンススタイル II(2.5L直4モーター+2WD):528万3000円
S Four エレガンススタイル II(2.5L直4モーター+4WD):550万3000円
S スポーツスタイル(2L直4ターボ+2WD):506万3000円
S スポーツスタイル(2.5L直4モーター+2WD):528万3000円
S Four スポーツスタイル(2.5L直4モーター+4WD):550万3000円

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