2020年8月7日、トヨタはミドルクラスSUVのRAV4をディスプレイオーディオの標準装備や安全・安心装備の拡充など、一部改良して発売すると発表した。

コネクティッドカーとしての機能を充実。安全・安心装備もさらに拡充

RAV4は、トヨタのミドルクラスSUVだ。現行型は、日本では2019年に発売(北米では2018年)された5代目にあたる。日本仕様は2L ガソリンエンジンと、2.5Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッドを設定し、2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。2020年にはプラグインハイブリッド車のRAV4 PHVも追加設定され、いずれも高人気を博している。

今回の一部改良では、スマホとの連携可能なディスプレイオーディオ(以下、DA)を全車に標準装備した。画面サイズは、XとX ハイブリッドが8インチ、その他のグレードが9インチと比較的大きい。車載通信機のDCM(データ コミュニケーション モジュール)とあわせて、コネクティッドカーとして便利で快適なカーライフを提供する。

画像: 9インチのディスプレイオーディオ。

9インチのディスプレイオーディオ。

DAはスマートデバイスリンク(スマホとクルマが繋がるためのオープンソース)対応のスマホアプリやアップル カープレイやアンドロイド オートの地図・電話・メッセージ・音楽アプリなどをDA上で操作や利用ができる。運転中はハンズフリー通話や音声による機能操作も可能だ。

安全機能では、駐車場などでのアクセルとブレーキの踏み間違いやアクセルの踏み過ぎなどで起こる衝突被害の軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]を全車に標準装備した。また、車両を上から見下ろしたような車両全周囲の映像をDAに表示し、周囲の安全確認をサポートする「パノラミックビューモニター」を設定(G系に標準装備、アドベンチャーにオプション)した。

なお、RAV4は2019年度の自動車の安全性能を試験・評価する「自動車アセスメント JNCAP」において、最高ランクである「予防安全性能評価 ※ASV+++」および「衝突安全性能評価ファイブスター賞」を受賞しており、その高い安全性能が認められている。 ※ASV:アドバンスド セーフティ ビークルの略

画像: アドベンチャーのインテリア(内装色は、オーキッドブラウン)。

アドベンチャーのインテリア(内装色は、オーキッドブラウン)。

ガソリンエンジン車のパワートレーンは、2.0LのダイナミックフォースエンジンとダイレクトCVTの組み合わせ。ハイブリッド車は、2.5Lのダイナミック+モーターに電気式無段変速機を組み合わせる。ハイブリッド車の4WDは後輪をモーターで駆動するE-Fourとなる。

今回、ここで紹介している以外のパワートレーンのスペックや内外装などについては、変更はない。車両価格は以下のとおり。

X(2WD=FF/4WD):274万3000円/297万4000円
G(4WD):339万1000円
G「Zパッケージ」(4WD):353万9000円
アドベンチャー(4WD):331万円
ハイブリッド X(2WD/4WD):334万3000円/359万6000円
ハイブリッド G(4WD):402万9000円

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