2020年9月17日、アウディ ジャパンはBEV(バッテリー電気自動車)のe-トロン スポーツバックを発売した。そのディテールを写真で紹介していこう。

0→100km/h加速5.7秒を誇る瞬足クーペSUV

2025年までには全世界の主要な市場において20モデル以上の電気自動車(BEV)を発売して、プラグインハイブリッド車(PHV)を含む電動化モデルの販売台数を全体の約40%にすることを目指しているアウディ。

日本に初導入されたBEVは、クーペSUVのe-トロン スポーツバックだ。全長4900×全幅1935×全高1615mm、ホイールベースは2930mmというサイズは、欧米ではミドルクラスに相当するが、日本では少し大きく感じられるかもしれない。アウディのSUVシリーズであるQファミリーをイメージした8角形のシングルフレームは、プラチナグレーに塗られて差別化されている。

インテリアは、最新のアウディ車に共通したデザインの上質なもので、水平基調のダッシュボード中央には、上下に2つのMMIタッチレスポンス用ディスプレイが配されている。メーターパネルは全面モニターのアウディ バーチャルコクピットを採用している。

パワートレーンは前後に2基のモーターを搭載し、通常は主にリアのモーターで駆動するが、4WD走行が望ましいとシステムが検知すると、わずか0.03秒でフロントのモーターもトルクが立ち上がる。システム最大出力は、通常時は265kWだがブーストモード使用時には300kWまでアップして、0→100km/h加速は5.7秒(通常のDレンジでは6.6秒)を誇る。

95kWhのエネルギー容量を誇る駆動用バッテリーにより、一充電あたりの航続可能距離は最大405kmだ。日本仕様は交流200Vの普通充電とCHAdeMO規格の急速充電に対応している。50kWの急速充電なら、1時間半で空の状態から80%まで充電できる。

安全&快適装備も充実しているが、アウディ初の装備としてバーチャルエクステリアミラーが注目されている。これは、標準のドアミラーに代えて、小型カメラにより車両側方の視界を確保するものだ。

アウディ e-トロン スポーツバック 1stエディション バーチャルエクステリアミラー仕様 主要諸元

●全長×全幅×全高:4900×1935×1615mm
●ホイールベース:2930mm
●重量:2560kg
●パワーユニット種類:交流周期電動機×2
●バッテリー容量:95kWh
●最高出力:300kW(408ps)
●最大トルク:664Nm(67.7kgm)
●航続距離(WLTCモード):405km
●タイヤサイズ:265/45R21
●車両価格(税込):1346万円

This article is a sponsored article by
''.