新型208に続き、9月には同じCMPを採用した新型プジョー SUV 2008が上陸を開始。パワー オブ チョイスのコンセプトのもと、エンジンモデルとピュアEV仕様が同じグレード設定で並列展開されている。すでにテスト済みの1.2Lガソリンターボモデルの印象を紐解けば、e-2008に対する期待値は高まる一方だ。(Motor Magazine 2021年1月号より)

エンジンモデルと同等のカーゴスペースを確保

新型2008に関しては、1.2Lのピュアテックターボ搭載車はすでに本誌(2020年12月号)でもインプレッションを報告している。だが、ピュアEVのe-2008は国内デリバリーが11月からとなっており、残念ながら今回、試乗は叶わなかった。しかしながらこのe-2008、エンジンモデルの高い完成度を知れば知るほどに、今後、プジョーの屋台骨を支える中核車種になりそうな期待感が盛り上がってくる。

まずはスタイリング。水平基調のボンネットとフレームレスの大型グリルというプジョーSUVの定型を守りながら、後方で蹴り上がるショルダーラインや、ボディ側面の大胆なプレスラインにより、軽快ながらも迫力のある独特の雰囲気を作り出している。なおe-2008では、グリルのドットがボディ同色となり、ライオンのエンブレムにブルーの差し色が入って、見る角度で色味を変化させる演出が施される。

ボディサイズはエンジンモデル、ピュアEVとも共通で全長4305×全幅1770×全高1550mm、ホイールベースは2310mm。コンパクトさを美徳としていたe-208と比べるとかなり大型化されており、それが実現する居住性と実用性のさらなるゆとりも、大きな魅力となっている。

画像: アクティブクルーズコントロール、レーンポジショニングアシストなど、ADASも最先端となっている。

アクティブクルーズコントロール、レーンポジショニングアシストなど、ADASも最先端となっている。

This article is a sponsored article by
''.