マツダ アテンザ(2010年:マイナーチェンジ)
![画像: セダン 25EX。メーカーオプションの17インチタイヤとアルミホイールを装着。新デザインのバイキセノンヘッドランプを25EXと25Zに採用する。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2020/12/23/2ca7e3d659d49e6851928f42bcbab295da1b2f84_xlarge.jpg)
セダン 25EX。メーカーオプションの17インチタイヤとアルミホイールを装着。新デザインのバイキセノンヘッドランプを25EXと25Zに採用する。
昨年(編集部註:2009年)の東京モーターショーなどを通じて最近のマツダが表明しているのは、ハイブリッドなども視野には入れているが、すぐには無理なので、まずは既存のパワートレーンのさらなる効率アップと軽量化を進めるということ。つまり、できることからコツコツとやっていくというわけだ。
そんなマツダが、アテンザのマイナーチェンジを発表した。現在の2代目アテンザが登場したのは2008年1月。切れ味は良かったが荒々しい側面もあった初代に対し、2代目は内外装ともエレガントな趣で登場した。とはいえ、2代目アテンザもマツダらしい「やんちゃ」な面も残っていた。
16インチタイヤを履くベースグレードはそれなりにマイルドだったが、17/18インチタイヤを履くモデルの乗り味は硬く、ワダチでは足を取られるワンダリングも感じた。スポーツを意識するあまり激しさもあったようだ。ところが、今回のマイナーチェンジではこのフットワークが大幅に見直されている。
内容は実にきめ細かい。フロントのサスペンションはサブフレームとスタビのブッシュの硬さを変えている。リアはトレーリングブッシュの形状やバンプストップラバーを変更。ダンパーは前後とも伸び側の減衰を少し落とした。さらにアルミホイールの形状を見直して17インチで8%、18インチでは10%の軽量化を達成。同時に車体下面に新しいディフレクターを採用し、空力特性も向上させている。
![画像: メカニズム的な目玉がこの2L直噴エンジンの搭載。動力性能も燃費も改善され、エコカー減税の対象になることもポイントだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2020/12/23/d5f9092dc7b46f990c25143b1f59511af0477635_xlarge.jpg)
メカニズム的な目玉がこの2L直噴エンジンの搭載。動力性能も燃費も改善され、エコカー減税の対象になることもポイントだ。