2021年2月17日、三菱自動車工業(以下、三菱)は、クロスオーバーSUVのアウトランダーをフルモデルチェンジし、本年4月から米国、カナダ、プエルトリコで発売すると発表した。

安全&快適装備も充実。気になる日本デビュー時期は?

画像: 水平基調で広がり感のあるインパネ上部にはレザー巻きのソフトも採用し、質感の向上を追求している。

水平基調で広がり感のあるインパネ上部にはレザー巻きのソフトも採用し、質感の向上を追求している。

インテリアは、水平基調のインパネが広々としたゆとりある印象を与えながら、車体姿勢の変化をつかみやすくなる機能を併せ持っている。上部には触感の良いレザー巻きのソフトパッドを採用し、ステッチもあしらって質感を向上している。

上級グレードでは三菱初の12.3インチ フルカラー液晶のメーターパネル、センターダッシュ上には9インチのスマートフォン連携ナビゲーション、10.8インチのヘッドアップディスプレイなども搭載。スマートフォンのワイヤレス充電機能も設定している。

新型アウトランダーも現行型と同様の3列シート7人乗りで、3列目は格納式、2列目は4:3:4の3分割可倒式だから多彩なシートアレンジが可能だ。ラゲッジスペース容量は7名乗車時で180L、3列目を格納すると478L、そして2列目もたたむと810L(いずれも29Lのラゲッジアンダーボックスを含む)となる。

ルノー/日産/三菱のアライアンスによる新開発プラットフォームに搭載されたパワートレーンは、これも新開発のPR25DD型と呼ばれる2.5Lガソリンエンジンを搭載。現行型より最高出力で約8.9%、WLTCモード燃費で約2.6%向上している。組み合わされるトランスミッションは8速スポーツモードCVT。

画像: 現行型(エンジン車)と同様、シートは3列で7人乗車を可能にしている。室内スペースも拡大されている。

現行型(エンジン車)と同様、シートは3列で7人乗車を可能にしている。室内スペースも拡大されている。

駆動方式は2WD(FF)と4WDが設定されるが、4WDシステムには電動モーターによる油圧クラッチを取り入れた電子制御式4WDを採用し、さらに進化した車両運動統合制御システム「S-AWC(スーパー オールホイール コントロール)」も搭載。また、4WD車には6モード、2WD車には5モードのドライブモードセレクターも備えている。

先進安全機能では、高速道路同一車線運転支援技術「MI-PILOT(マイ・パイロット)」や、11個のエアバッグ、カーサポートシステム「三菱コネクト」、ハンズフリーのパワーゲートなども搭載。三菱の新たなフラッグシップSUVとして、安全&快適装備とも充実させている。

なお、今回発表された内容は北米仕様の新型アウトランダーであり、日本仕様の詳細や発表時期は未定だが、2021年後半には日本デビューを果たすと思われる。また、PHEVモデルは少し遅れて2022年以降になると予想されている。

This article is a sponsored article by
''.