2021年2月9日から品川キヤノンギャラリーSにて開催されている「日本レース写真家協会50周年写真展」は3月17日に会期が終了となる。日本および世界のレースシーンをカメラに納めてきた同協会の歴史はまさしくモータースポーツ史そのものでもある。

1971年から現在までの名シーン約100点を展示

画像: 会場に到着するとまず大きなモノクロ写真群に圧倒される。場内からも至近距離で見られるのだが、これはあくまでも場外向けの展示である。

会場に到着するとまず大きなモノクロ写真群に圧倒される。場内からも至近距離で見られるのだが、これはあくまでも場外向けの展示である。

日本レース写真家協会(略称JRPA)は、1971年に設立された日本唯一のモータースポーツフォトグラファーの団体。2021年3月現在59名の会員と16名の特別会員によって構成される。会員資格は国内外の2輪、4輪レースシーンを報道目的で撮影するプロフェッショナルの写真家であることだ。

画像: 残す会期は平日のみ、さらに緊急事態宣言下につき来場者でごった返す心配は無用だ。もちろんマスク着用をお忘れなく。

残す会期は平日のみ、さらに緊急事態宣言下につき来場者でごった返す心配は無用だ。もちろんマスク着用をお忘れなく。

そして本年2021年、JRPAが設立50年を迎えるにあたりこの50周年写真展が開催の運びとなった。在籍会員による過去50年間の貴重な写真を約100点、厳選し展示しているので非常に見ごたえあるものとなっている。一枚一枚の写真がもたらす情報の貴重さと豊富から、一度では飽き足らずリピートする来場者も多いと聞く。

画像: 会場での目玉展示(と言ってしまっては複雑だが)1984年のホンダNS500(F.スペンサー)と1983年のヤマハYZR500(K.ロバーツ)のホンモノ。

会場での目玉展示(と言ってしまっては複雑だが)1984年のホンダNS500(F.スペンサー)と1983年のヤマハYZR500(K.ロバーツ)のホンモノ。

また会場には、ホンダ及びヤマハの厚意により、それ相応の機会に恵まれないとお目にかかれないWGPマシンの展示が、あり得ない程の至近距離で観察できる。もちろん手を触れることは厳禁だが、写真に納めることはOKだ。

画像: いや、やはり目玉は写真展示だ。そうでしょう?故A.セナやM.シューマッハの全盛期の写真はF1ファンにはたまらないはず。

いや、やはり目玉は写真展示だ。そうでしょう?故A.セナやM.シューマッハの全盛期の写真はF1ファンにはたまらないはず。

これだけ多くの写真が一堂に会し、その年代とジャンルが多岐に渡る今回の写真展が今後開催できる保証はどこにもない。おそらく二度とない、と言い切ってしまってもいいくらいスケールが大きい、内容が濃い、のだ。モータースポーツファンなら絶対見に行くべきだと断言する。

「JRPA50周年写真展」

■開催日程:2021年2月9日(火)~3月17日(水)
■開館時間:10時~17時30分
■休 館 日:日曜日・祝日
■開催会場:キヤノンギャラリー S(住所:東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー1階)
■交通案内:JR品川駅港南口より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分
■入 場 料:無料

画像: 会場はやや暗いので足元にはお気を付けください。写真撮影もOKです。(複写はダメよ)

会場はやや暗いので足元にはお気を付けください。写真撮影もOKです。(複写はダメよ)

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