2021年3月30日、レクサスは今後のブランド変革に向けた取り組みについてオンラインで発表し、次世代のレクサスを象徴するEVコンセプトカー「LF-Z Electrified(エレクトリファイド)」を世界初公開した。

レクサスは2025年までに約20車種の新型や改良モデルを投入予定

1989年にトヨタのプレミアム ブランドとして誕生したレクサスは、2005年に初のハイブリッド車(HV)であるRX400hを発売してその後もラインアップを拡大してきた。2020年末には世界累計で約193万台のHVやEV(電気自動車)を販売したという。

そして2021年、レクサスはニューモデル2車種の発表を予定し、2025年までには世界各国や地域のニーズに応じて10以上のEV、PHEV(プラグインハイブリッド車)、HVなどの電動化モデルを約20車種、新型や改良モデルとして投入する予定だ。

そんな次世代のレクサスを象徴するコンセプトEVとして今回発表されたのが「LF-Z エレクトリファイド」だ。2025年までの実現を見据えた走りやデザイン、そして技術を搭載している。車名の「Z」はゼロエミッション、すなわちカーボンニュートラルを意味している。EV専用プラットフォームを採用し、新たな四輪駆動力制御技術「DIRECT(ダイレクト)4」などにより、前後の駆動輪を独立して制御することで、駆動方式をFWD、RWD、4WDと走行シーンに応じて変更できるシステムを組まれている。

画像: LF-Z エレクトリファイドのボディサイズは全長4880×全幅1960×全高1600mm、ホイールベースは2950mm。

LF-Z エレクトリファイドのボディサイズは全長4880×全幅1960×全高1600mm、ホイールベースは2950mm。

アクセル、ブレーキ、ハンドル操作に応じて駆動力配分をコントロールし、ドライバーの感覚、に近い加速感やコーナリング性能を実現する。これは「ステア by ワイヤ」と「ダイレクト4」の組み合わせにより高応答で高精度な駆動力コントロールが可能になったことで得られた性能である。

LF-Z エレクトリファイドのプロポーションは、エンジンを持たないEVならではの低いノーズから、後方にピークを持たせたルーフラインとキャビンを中心に、連続するシルエットで全体のフォルムを構成している。大径タイヤはクルマの四隅に配置され、低重心でワイドなスタンスを実現している。

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