2021年4月12日、FCAジャパンはフィアットのコンパクトカー「パンダ(FF)」をベースとした4WDの限定車「パンダ クロス4×4(フォーバイフォー)」を発表した。限定215台で、4月24日より販売が開始される。

専用のボディカラーにカジュアルなインテリデザインを採用

毎年限定車として登場するフィアット パンダ(FF)ベースの4WDモデル。近年はさらにオフロードテイストを強調された「パンダクロス4×4(フォーバイフォー)」として投入され、今回そのニューバージョンが登場した。コンパクトで可愛らしいフォルムのパンダだが、そのテイストを残しながら、専用のフロント/リアバンパーやサイドモールディング、ルーフレールが、クロスオーバーSUVであることをアピールしている。

この専用エクステリアにより、全長がベース車に比べ50mmプラスの3705mm、全幅が20mmプラスの1630mm、全高が80mmプラスの1630mmとなり、ちょっぴり大きくなった感じだ。足もとには、専用の15インチアルミホイールと175/65R15のタイヤが装着される。ボディカラーは、ベース車にないグレーを基調に、ライトのまわりやバンパー、サイドモールディングなどをブラックとした限定車専用のものとなっている。

小柄なボディながら5人が乗車できる室内は、ブラック/ブラウンの専用ファブリックシートでカジュアル感を演出。マニュアルエアコンからフルオートエアコンへのアップグレードやシートヒーターの装備など、快適性の向上も図られている。

パワートレーンは、ベース車と同じ875ccの直列2気筒ツインエアエンジンに、限定車専用の6速マニュアルトランスミッション(MT)と四輪駆動のコンビネーションとなる。このマニアックさに惹かれるファンも多いことだろう。

オフロード走行用のドライブモードや、急坂を一定の低速で下れるように自動制御するヒルディセントコントロール機能も備えており、悪路での安心・安全な走行をしっかりとアシストしてくれる。

パンダクロス4×4は限定215台で4月24日より販売が開始され、車両価格(税込)は263万円となる。

画像: 専用デザインのフロント/リアバンパーやサイドモールディング、ルーフレールを装着。

専用デザインのフロント/リアバンパーやサイドモールディング、ルーフレールを装着。

フィアット パンダ クロス4×4主要諸元

●全長×全幅×全高:3705×1665×1630mm
●ホイールベース:2300mm
●車両重量:1150kg
●エンジン:直2 SOHCマルチエアターボ
●総排気量:875cc
●最高出力:63kW(85ps)/5500rpm
●最大トルク:145Nm/1900pm
●トランスミッション:6速MT
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・35L
●WLTCモード燃費:16.4km/L
●タイヤサイズ:175/65R15
●車両価格(税込):263万円

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