マセラティ最速セダンとなったギブリ トロフェオ
3.8L V8ツインターボエンジン（最高出力580ps／最大トルク730Nm）搭載のハイパフォーマンスグレードのトロフェオに新たな仲間が加わったのも話題だ。これまでレヴァンテのみだったが、ギブリとクワトロポルテがラインアップされトロフェオコレクションが完成した。これにより、ギブリトロフェオはレヴァンテトロフェオの最高速度302km／hを上回る、最高速度326km／hを誇るマセラティ史上最速のセダンとなった。
レヴァンテトロフェオと同様に、ギブリ／クアトロポルテ トロフェオにも統合車両制御（IVC）システムが搭載され、ドライビングダイナミクスの強化を始め、アクティブセーフティの向上、さらにスリリングなパフォーマンスを保証するための特別なセットアップが施されている。
よりスポーティなドライビングスタイルを実現するコルサボタンも追加された。また、レヴァンテトロフェオ同様にローンチ・コントロール機能を有し、エンジンのパワーをすべて解き放ち、息を呑むようなパフォーマンスと本格的なマセラティのドライビングを実現したという。
スタイリングにも注目したい。両モデルともブラックピアノ仕上げのデュアルバーのフロントグリルと、カーボンファイバー仕上げのフロントエアダクトトリム、リアエクストラクターを採用しアグレッシブな印象を演出している。サイドエアベントフレームとCピラーのサエッタロゴに施されたレッドのディテールはトロフェオコレクション共通のものだ。
ホイールは21インチのオリオーネホイールを装着。ちなみに、レヴァンテトロフェオには22インチのオリオーネホイールとなる。
インテリアも両モデル共にアグレッシブなエクステリアと歩調を合わせる。イグニッションをオンにすると専用のインターフェースが表示される新しいオンボードパネルが採用され、ヘッドレストにはトロフェオの文字が刺繍される。最高級レザーである、フルグレインのピエノフィオーレ ナチュラルレザーを採用もトロフェオであることの象徴だ。
インテリアも両モデルともにアグレッシブなエクステリアと歩調を合わせる。イグニッションをオンにすると専用のインターフェースが表示される新しいオンボードパネルが採用され、ヘッドレストにはトロフェオの文字が刺繍される。最高級レザーである、フルグレインのピエノフィオーレ ナチュラルレザーを採用もトロフェオであることの象徴だ。
ギブリ／クアトロポルテ トロフェオともに、6月初旬からの発売が予定されている。
トロフェコレクション。左からクワトロポルテ、レヴァンテ、ギブリ
マセラティ2021年モデル価格一覧（税込）
・ギブリ ハイブリッド(2021年6月上旬発売予定)：956万円
・ギブリ ハイブリッド グランルッソ／グランスポーツ(2021年6月上旬発売予定)：1106万円
・ギブリ グランルッソ／グランスポーツ：1156万円
・ギブリS グランルッソ／グランスポーツ：1331万円
・ギブリS Q4 グランルッソ／グランススポーツ：1411万円
・ギブリ トロフェオ(2021年6月上旬発売予定)：1801万円
・レヴァンテ：1122万円
・レヴァンテ グランルッソ／グランスポーツ：1277万円
・レヴァンテS グランルッソ／グランスポーツ：1502万円
・レヴァンテGTS：1872万円
・レヴァンテ トロフェオ：2077万円
・クワトロポルテ：1312万円
・クワトロポルテ グランルッソ／グランスポーツ：1462万円
・クワトロポルテSグランルッソ／グランスポーツ：1667万円
・クワトロポルテ S Q4グランルッソ／グランスポーツ：1767万円
・クワトロポルテ トロフェオ(2021年6月上旬発売予定)：2302万円
・MC20：2650万円
マセラティ ギブリ ハイブリッド主要諸元
●全長×全幅×全高：4971×1945×1461mm
●ホイールベース：2998mm
●車両重量：1950kg
●エンジン：直4 DOHCターボ＋モーター
●総排気量：1998cc
●最高出力：330ps／5750rpm
●最大トルク：450Nm／4000rpm
●トランスミッション：8速AT
●駆動方式：FR
●燃料・タンク容量：プレミアム・80L
●WLTPモード燃費：8.5〜9.6km／L
●タイヤサイズ：235／50R18
●車両価格（税込）：956万円
