2021年7月19日、トヨタ(トヨタ自動車)はアクアをフルモデルチェンジして発売した。ハイブリッド専用コンパクトカーの新型アクアは4WDグレードを新設定し、さらに新型バッテリーや給電システムなど新たな装備を数多く採用する。

ハイブリッド専用車として目指す、カーボンニュートラルへの実現

画像: Z(2WD)。ボディカラーは、クリアベージュメタリック(オプション装着車)。現行型と全長と全幅は同じだが、ホイールベースは50mm延長された。

Z(2WD)。ボディカラーは、クリアベージュメタリック(オプション装着車)。現行型と全長と全幅は同じだが、ホイールベースは50mm延長された。

アクアは、トヨタのハイブリッド専用コンパクトカーだ。2011年に発売された初代が現行型だから、最近のクルマとしてもロングセラーといえる。2021年5月末の時点で、現行型はグローバルで約187万台(プリウスCを含む:北米市場でアクアは「プリウスC」の名称)を販売している。

基本的なスタイリングは現行型と変わらないが、「ハーモテック(知性や感性を刺激する、人に寄り添う先進)」をコンセプトにした、上質でシンプルかつクラスレスなデザインだ。前後に伸びやかなモノフォルムシルエットのキャビンと、左右に張り出したリアフェンダーの組み合わせで、アクアらしいスマートでエモーショナルかつ動感のあるエクステリアを実現している。ホイールベースは現行型より50mm延長されたが全長は変えず、扱いやすさを重視している。

画像: 内装色はコジー(ブラック×ダークネイビー)。スライド式トレイのセンターコンソールや、10.5インチ大型ディスプレイオーディオも採用。

内装色はコジー(ブラック×ダークネイビー)。スライド式トレイのセンターコンソールや、10.5インチ大型ディスプレイオーディオも採用。

インテリアでは、オーナメントやアームレストにソフトな合皮を巻き、パワーシートにも合皮を採用するなど、クラスレスで上質なデザインだ。USBケーブルを格納できるスライド式トレイのセンターコンソールや、操作性と視認性に優れた10.5インチ大型ディスプレイオーディオも採用している。前述のようにホイールベースを50mm延長したことで、リアシートの居住空間やラゲッジスペースを拡大して、利便性を向上している。

画像: Z(2WD)のインテリア。ホイールベースを50mm延長したことで、とくにリアシートの居住性が向上している。

Z(2WD)のインテリア。ホイールベースを50mm延長したことで、とくにリアシートの居住性が向上している。

This article is a sponsored article by
''.