ボルボのSUV、XCシリーズはどのモデルもとても魅力的だ。中でも個人的にとくに気に入っているのは、XC90。その理由は、インテリアによるところが大きい。

抜かりがない安全性への気遣い

また、2&3列目シートを格納するとほぼフラットになる広い荷室も魅力的だ。荷物が積みやすいだけでなく、冬になるとほぼ毎週スキー場に通い、朝一番のパウダースノーを狙って夜明け前にスキー場に入り、リフトが動き始める直前までフラットにした荷室に敷いたシュラフにもぐって仮眠をする筆者には、平坦になる荷室はとてもありがたい。

もうひとつ触れておきたいXC90のお気に入りポイントがある。それは抜かりがない安全性への気遣いだ。すべての席に大型のヘッドレストを備えたほか、衝突時に乗員の身体がシートベルトから滑り抜けて前方に移動してしまうことを防ぐサブマリニング防止シートを採用。2列目の中央席には子供がシートベルトを使う際に適切な着座位置になるように座面を上昇させることができるインテグレーテッド・チャイルド・クッションも装備されている。

さらに3列目シートの安全性についても触れておきたい。ボルボは3列目シートの衝突実験映像を公開しているほか、XC90の発表時には「身長170cmまでの乗員であればほかの席と同等の安全性を確保した」と明言している点もとても好感が持てる。ボルボのように3列目シートの安全性について明確に述べているメーカーは意外と少ないのだ。

画像: ボルボのように3列目シートの安全性について明確に述べているメーカーは意外と少ない。

ボルボのように3列目シートの安全性について明確に述べているメーカーは意外と少ない。

もちろん、安全装備や運転支援システムも充実しており、後方からの車両接近を知らせるとともに無意識に車線から逸脱して隣接車線後方のクルマと接触しそうになった場合に元の車線にステアリングを自動修正するステアリングアシスト付BLISや車線維持機能(パイロット アシスト)などは、取材時の長距離の移動ではとても重宝した。

このほかに、どのグレードを選んでも不足を感じない力感十分な快適な走りや、インフォテインメントシステムの操作感など、実際にXC90に触れてみないとわからない良さもたくさんある。なので、ぜひとも一度ディーラーに足を運んでみることをおすすめする。

じつは友人や身内の付き添いや、自身のクルマの買い替えの相談などでこれまでに4〜5回ほどボルボのディーラーに行ったことがあるが、一度も不愉快な思いをしたことがない。クルマだけでなく、販売店とディーラーマンの高いサービス品質にもきっと満足できるはずだ。(文:Motor Magazine編集部 小泉優太/写真:永元秀和)

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