2021年7月29日、三菱自動車（以下、三菱）は2021年4月に北米で発売した新型アウトランダーにプラグインハイブリッドEV（PHEV）モデルを新設定し、日本国内でも2021年冬に発売予定と発表した。
新世代のPHEVシステムを搭載し、全方位で進化
三菱では1964年から電動車の研究開発を行っており、その成果として「日常ではEV（電気自動車）、遠出はHV（ハイブリッド車）」というコンセプトのもと、電動車ならではの力強く滑らかで静かな走りと、さまざまな天候や路面でのドライブを安心・安全に楽しめるクロスオーバーSUV「アウトランダーPHEV」を2013年に発売。以降、世界60カ国以上で販売し、PHEVカテゴリーをリードしている。
新型アウトランダーPHEVのティーザー画像（タイトル写真も）。
日本では未発売（2021年秋の発売が予想される）の新型アウトランダーは、2021年4月に北米で発売されたが、エンジン車のみのラインアップだった。今回、新設定されたPHEVモデルの詳細は発表されていないが、新世代化したPHEVシステムを搭載。モーター出力の向上とバッテリー容量の拡大により、いっそう力強い走りと航続距離の延長を実現するという。
また、従来型（日本では現行型）アウトランダーPHEVは2列5人乗りだったが、新型アウトランダーPHEVではプラットフォームの一新とコンポーネントの一体化、そしてレイアウトの適正化により、エンジン車と同じ3列7人乗りを実現している。
SUVとしての居住性と利便性も高めた新型アウトランダーPHEV。日本でも2021年冬には発売が予定されている。
北米仕様エンジン車の新型アウトランダー。日本仕様の外観も大きくは変わらないはずだ。
