2021年10月1日、ダイハツ工業(以下、ダイハツ)は2021年11月に発売予定の新「ロッキー」について、公式ホームページにて一部情報を公開した。

シリーズ式ハイブリッドの「eスマート ハイブリッド」を採用

画像: 新「ロッキー」のスペシャルサイトより。グリルやホイールが従来型から変更されているようだ。

新「ロッキー」のスペシャルサイトより。グリルやホイールが従来型から変更されているようだ。

ロッキーはダイハツのコンパクトSUVだ。初代は1990年から2002年に発売され、その名を復活させた現行型の2代目は2019年11月に発売。以来、取り回しの良い5ナンバーサイズながら広い室内空間と大容量のラゲッジスペース、そして力強いデザインで人気を博している。トヨタ ライズは姉妹車にあたる。

今回、ダイハツが新「ロッキー」と謳っているように、フルモデルチェンジのような「新型」ではなく、「新しい」ロッキーが2021年11月に発売を予定されている。その一部情報が公式ホームページで公開されたのだが、どうやらハイブリッドモデルが追加されるようだ。

パワートレーンは、エンジンで発電した電気をバッテリーに蓄え、その電力でモーターを駆動するシリーズ式ハイブリッドを採用している。システム的には日産の「e-POWER」と基本的に同じもので、100%モーターの力で走行し、エンジンは発電のみに使われる。ダイハツでは、このシステムを「e-SMART HYBRID(eスマート ハイブリッド)」と呼んでいる。

画像: スペシャルサイトではメカニズムの解説も掲載されている。

スペシャルサイトではメカニズムの解説も掲載されている。

発電用のエンジンは、このシステム用に最適化した新開発の1.2L ロングストロークの3気筒エンジン。最大40%という高い熱効率を実現し、発電専用に効率の良い回転域で稼働することで低燃費性能に貢献する。

ダイハツでは、1967年に高性能「BEV乗用車」の開発を初めて以来、大阪万国博にBEVを納入(1970年)、電動四輪ゴルフカーの発売(1982年)、軽初の燃料電池ハイブリッド車(2003年)、ハイゼットカーゴHEV(2005年)/同BEV(2012年)など、電動化の研究開発を重ねてきた。

そしていよいよ、シリーズ式ハイブリッドの新「ロッキー」が誕生する。詳細なスペックはまだ公開されていないが、コンパクトSUVの購入を検討している人は、まずはダイハツ公式ホームページ内のスペシャルサイトを覗いてみては、いかがだろうか。試乗予約キャンペーンも開始されている。

画像: 新「ロッキー」のスペシャルサイトより。

新「ロッキー」のスペシャルサイトより。

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