レクサスのアッパーミドルサルーン、「ES」は2021年秋のマイナーチェンジで快適性を磨き上げ、デザインも進化した。そのディテールを写真で紹介しよう。

世界で約280万台を販売したレクサスの基幹モデル

ESは、1989年のレクサス ブランド誕生時にフラッグシップのLSとともにデビューしたアッパーミドルサルーンだ。日本では2018年に発表された現行型から販売されており、これまでに80以上の国や地域で累計約280万台を販売している。

今回のマイナーチェンジでは、リアサスペンションや電子制御ブレーキシステムのリファインなどにより、快適性を磨き上げ、あらゆるシーンで減速/操舵/加速をシームレスに繫げるリニアな応答性を追求している。

エクステリアでは、フロントマスクのスピンドルグリルやヘッドランプが新意匠となり、ブレードスキャンAHS(アダプティブ ハイビーム システム)も設定されている。インテリアでは、マルチメディアシステムをタッチパネル化し、ディスプレイはドライバーが見やすく操作しやすい位置になった。オーナメントの加飾にはウオールナットも採用されている。

パワーユニットは従来型と同じ、2.5L 直4ガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムで、駆動方式は2WD(FF)のみ。スポーティグレードのFスポーツも設定されるが、パワースペックに変わりはない。

先進予防安全技術では、進化した「レクサス セーフティシステム+」を採用。デジタルアウターミラー、デジタルインナーミラーともにカメラをアップデートするなど、内外装はもちろん、静粛性や乗り心地の向上を実現し、レクサスのアッパーミドルサルーンらしい魅力を増幅させている。

■レクサス ES300h バージョンL 主要諸元

●全長×全幅×全高:4975×1865×1445mm
●ホイールベース:2870mm
●車両重量:1720kg
●エンジン:直4 DOHC+モーター
●総排気量:2487cc
●最高出力:131kW(178ps)/5700rpm
●最大トルク:221Nm(22.5kgm)/3600-5200rpm
●モーター最高出力:88kW(120ps)
●モーター最大トルク:202Nm(20.6kgm)
●システム最高出力:160kW(218ps)
●トランスミッション:電気式無段変速機
●駆動方式:横置き FF
●燃料・タンク容量:レギュラー・50L
●WLTCモード燃費:22.3km/L
●タイヤサイズ:235/45R18
●車両価格(税込):715万円

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