2020年11月にフルモデルチェンジしたノートは、日産としては10年ぶりの「日本カー・オブ・ザ・イヤー」を獲得。2021年暦年(1~12月)の新車販売台数ランキングでは、日産車としてトップの5位となった。高い評価と確かな実績を残しているノートの実力を、発売から1年を過ぎた今、改めて確かめてみたい。

もはや、コンパクトカーは安っぽいクルマではない

画像: 別の機会で氷上走行も試すことができたが、前後モーターの駆動力配分を自在に変えるのでコーナリング性能は高い。

別の機会で氷上走行も試すことができたが、前後モーターの駆動力配分を自在に変えるのでコーナリング性能は高い。

今回は雪上や氷上での走行も試すことができたが、ノートの4WDは、そうしたトラクションがかかりにくい路面でも、ハンドルを切った方向にぐいぐいとノーズを向けてくれる、非常に頼もしい4WDだ。燃費は、WLTCモードで4WDが23.8km/L、FFでも上級グレードは28.4km/L。同クラスのライバルと比較すると、それほど悪い数値ではないが、かといってスゴく燃費が良いわけでもないといったところだ。

装備に関しては、「至れり尽くせり」という印象だ。試乗車は、上級グレードのX FOURにオプションをたっぷり装備していたこともある。先進運転支援システムのプロパイロットをはじめ、デジタル ルームミラーからスマートフォンのワイヤレス充電、シート&ステアリグホイールのヒーターまで、安全&快適装備とも充実している。メーカーオプションだけで80万円以上になっていたが、ひと昔前であれば、輸入車のプレミアムカー並みの充実した内容だ。

画像: メーターには7インチのカラーディスプレイが備わる。9インチワイドディスプレイのカーナビはオプション。

メーターには7インチのカラーディスプレイが備わる。9インチワイドディスプレイのカーナビはオプション。

ノートの走りはフルEVと同じフィーリングで、トルクフルで加速も良い。最新の運転支援システムも設定されているから高速道路の移動もラク。周囲を監視する機能も充実しているので安心度も高い。また、オプションも含めて最新の快適装備も充実している。日産車ラインナップとしてはエントリーモデルに近いコンパクトカーでありながら、最新の機能や装備を使えるモデルとなっている。

「コンパクトカーだから、少々、安っぽくても我慢」や「装備が少なくても我慢」ではなく、その逆。「コンパクトカーでありながら、最新機能と装備が充実」している。さらに、上級モデルの「オーラ」や「オーテック」「オーテック クロスオーバー」などバリエーションも増殖して選択肢が増えた。評価が高く、売れるのも納得できるというものだ。(文:鈴木ケンイチ/写真:Webモーターマガジン編集部ほか)

画像: リアゲート右下、「e-POWER」エンブレムの下に「4WD」エンブレムが付けられるが、それ以外の外観は2WDと変わらない。

リアゲート右下、「e-POWER」エンブレムの下に「4WD」エンブレムが付けられるが、それ以外の外観は2WDと変わらない。

■日産 ノート X FOUR 主要諸元

●全長×全幅×全高:4045×1695×1520mm
●ホイールベース:2580mm
●車両重量:1340kg
●エンジン:直3 DOHC+モーター×2
●総排気量:1198cc
●最高出力:60kW(82ps)/6000rpm
●最大トルク:103Nm(10.5kgm)/4800rpm
●モーター最高出力:85kW(116ps)/2900-10341rpm+50kW(68ps)/4775-10024rpm
●モーター最大トルク:280Nm(28.6kgm)/0−2900rpm+100Nm(10.2kgm)/0−4775rpm
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:レギュラー・36L
●WLTCモード燃費:23.8km/L
●タイヤサイズ:185/60R16
●車両価格(税込):244万5300円

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