2022年4月19日(ドイツ現地時間)、アウディは都市の未来に新たなビジョンを提供する「アーバンスフィア コンセプト(urbansphere concept)」を発表した。パーソナルスペースが少ない、主に中国のメガシティ(大都市圏)において、最大限のインテリアスペースを提供することを目指している。

航続距離は700km以上。充電時間のストレスも最小限に

画像: デジタルライトを備えた独自のシングルフレームグリルも特徴的だ。

デジタルライトを備えた独自のシングルフレームグリルも特徴的だ。

エクステリアのデザインは、流れるようなボディシルエットは伝統的なアウディの形状と要素を特徴としているが、デジタルライトを備えた独自のシングルフレームグリルなど、新しい要素も組み込まれている。大きな弧を描くダイナミックなルーフライン。バッテリーユニットが収納された巨大なシルエリア。そして、大径24インチのホイール。これらはすべて、1990年代に発表された「アヴス クワトロ コンセプト」からヒントを得ている。

アーバンスフィアは、従来の車両カテゴリーにとらわれずに設計されたが、1つの大きな塊から削り出したようなボディ形状や、彫刻的でソフトな造形のホイールアーチはグランドスフィア コンセプトと共通している。アウディのアイデンティティであるフロントのシングルフレーム グリルは大きな八角形状だ。ライト前面の広い領域をカバーするわずかに着色された透明なバイザーの後方にデジタルライトが設置されている。シングルフレームの上下端はアルミニウム製で、縦方向のラインはライト面の一部としてLEDで形成されている。

アーバンスフィアはPPE(プレミアム プラットフォーム エレクトリック)と呼ばれる電気自動車専用に設計されたプラットフォームを採用している。前後のアクスル間にバッテリーモジュールをフラットに搭載し、エネルギー容量は約120kWh。

画像: 前後のアクスル間にバッテリーモジュールをフラットに搭載し、前後のモーターで4輪を駆動する。

前後のアクスル間にバッテリーモジュールをフラットに搭載し、前後のモーターで4輪を駆動する。

駆動用の電気モーターは前後のアクスルに1基ずつ搭載され、システム合計で295kWの最大出力と690Nmの最大トルクを発生する。駆動方式はもちろん、アウディのハイパフォーマンスモデルでは不可欠の、クワトロ4WDシステムだ。前後のモーターを電子制御し、必要に応じてフロントアクスルのモーターは停止できる。800Vの充電テクノロジーにより、最大270kWの急速充電に対応可能だ。わずか10分の充電で、300km以上の走行が可能になる。25分未満で80%まで充電可能で、1回のフル充電で最大700km(WLTP基準)の航続距離を実現した。

サスペンションはフロントに5リンク、リアにマルチリンクを採用し、4輪操舵システムも採用して、3.40mのロングホイールベースにもかかわらず、優れた取り回し性を実現している。また、アダプティブ エアサスペンションも搭載し、荒れた路面でも大きなボディの揺れを抑制して、優れた快適性を提供する。

アーバンスフィアは北京のデザインスタジオとインゴルシュタットのアウディ本社が連携して開発された。中国の潜在的なカスタマーのニーズや経験も採り入れられているという。

画像: グラスルーフも採用し、室内は明るく広い空間とされている。

グラスルーフも採用し、室内は明るく広い空間とされている。

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