先進のADASやテレマティクス機能を装備
先進安全運転支援システム(ADAS)の充実はいうまでもない。高度化されたステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーの働きにより高速道路などの 走行時に先行車を認識して、速度に応じて車間距離を調節する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック (自動再発進機能付)」をはじめ、ドライバーを積極的にサポートしてくれる。
車線のカーブと先行車を、車線が 不明瞭な道ではガードレールなどを認識し、車間を維持しながらステアリング操作をアシストする「アクティブステアリングアシスト」、渋滞時に前走車との衝突を回避する「渋滞時緊急ブレーキ機能」、ドライバーがもしもの時に作動する「アクティブエマージェンシーストップアシスト」などが標準で装備される。
テレマティクス「Mercedes me connect」にはメルセデスEQ専用のプログラムが用意される。「Electric Intelligence ナビゲーション」、「充電ステーション情報」、「出発時刻・プリエントリークライメートコントロールの設定」、「エナジーフローや電費情報の表示」、「最大充電電流の設定」などだ。
注目したいのは「Electric intelligence ナビゲーション」で、ナビゲーションのマップデータから得た勾配情報、充電ステーションの位置情報、車両の充電状況及び気温情報などを総合的に判断し、どこで充電すべきかも含めた適切なルートを案内するとともに、充電ステーションの情報をナビゲーション上に表示してくれる。
また、自然対話式音声認識機能を備えた対話型インフォテインメントシステム「MBUX」では、従来の会話の他に「充電ステーションを探して」、「出発時刻を8時に設定して」など、電気自動車固有の機能にも対応する。
劇場用映画『ONE PIECE FILM RED』とタイアップ
メルセデス・ベンツ日本は、新型EQBのPR活動の一環として、2022年8月6日(土)公開予定の『ONE PIECE FILM RED』とのタイアップキャンペーン を7月14日より順次実施する。夢を抱き前に進み続ける主人公ルフィと、新しい価値を切り開く存在としてのEQBの共通性が、コラボレーションのメインコンセプトとなっている。
具体的には、メルセデス・ベンツのブランド情報拠点「メルセデス ミー」(東京(六本木)、大阪、@品川 プリンスホテル)において、映画タイトルを象徴する「赤」をコンセプトに映画のキャラクターを配した EQB のラッピングカーを展示。店舗装飾や映画衣裳設定画の掲出、オリジナル メニューの提供など、映画とタイアップした様々な企画を展開する予定だ。
また、8 月初旬からは、ONEPIECE キャラクターを起用した EQB オリジナルムービー が、全国の『ONE PIECE FILM RED』上映館などで放映される予定だという。これまでにないコミュニケーションプログラムが、さらに広い層にEQB=電気自動車に興味を持ってもらう良いきっかけになることを期待したい。
メルセデスEQ EQBラインナップ
EQB250(FWD):788万円
EQB3504マティック(4WD):870万円
メルセデスEQ EQB 350 4マティック 【EQB 250】 主要諸元
●全長×全幅×全高:4685×1835×1705mm
●ホイールベース:2830mm
●車両重量:2160kg【2100kg】
●搭載パワートレーン:2モーター<フロント+リア>【フロントモーター】
●最高出力:215kW(292ps)<143kW/5800-7600rpm+72kW/4500-14100rpm>【140kW(190ps)/3550-11130rpm】
●最大トルク:520Nm<370Nm/0-3600rpm+150Nm/0-4500rpm>【385Nm/0-3550rpm】
●バッテリー総電力量:66.5kWh
●WLTCモード航続距離:468km【520km】
●駆動方式:4WD
●タイヤサイズ:235/55R18