ミーティングの余韻に浸りつつ、990Sのフルオープンドライブを満喫
大分ジャンボリーの翌日、990Sを借りてYouTuberのうぃきさんとインプレドライブに出発。以前、熊本・天草ロケでも協力してもらっているので、気心の知れた間柄です。
今回はチューンドNAの岡崎さん、NCオーナーの塚本さん、そして大分ジャンボリーの牽引者、佐藤さんも合流してのツーリング。仲間うちでツーリングをよくしているというだけあって、ロケーションのいいコースを用意してくれました。
ワインディングが気持ちいいから、さぞかし990SのKPC(キネマティック・ポスチャー・コントロール)が楽しめるのでは?
「普通に走っているとわからないと思って、ステアリング左右に振ってみたら、違いがよくわかりましたよ。入れたり切ったりして、体感してみました。自分的にはやっぱりNAが好きですが、いろいろ制約のある中で、初心に戻って開発したのだから、すごいなと思いました。素直に楽しい」
初めて乗るND、愛車との世代間はかなりあるため、第一声は、「快適なオープンカーで、感動しました」でした。
「NAだとどこかしらから音が出てますが、ロードノイズすら静か(笑)。髪も巻き込まれにくいように感じました。クラッチがあまりにもスムーズにつながるので、最初はちょっと戸惑いました。すぐに慣れるんでけどね」
しばらく走り、休憩スポットに選んだのは観光牧場のガンジーファーム。ソフトクリームがおいしいそうで、いただきに参りましょう。
「映える」ロケーションに思わずテンションも爆上がり!
ガンジーファームのガンジーは牛の種で、このミルクはゴールデンミルクと名付けられています。この施設の駐車場がもうロケ地のようでした。アスファルトのメイン駐車場とは別に、建物の裏側にある駐車場は草地に停車するようになっているんです。
ここに色とりどりのロードスターを並べるだけで、わくわくしちゃう。シャッターチャンスとばかりに、いろいろな角度から撮影しました(各車オーナーが!)。ソフトクリームはバニラのほかにも、ヨーグルト味があり、こちらをいただきましたが、さわやかな酸味が甘すぎずおいしかった。
このガンジーファーム周辺のロケーションがまた最高。オープンで走れば、おいしい空気が肺を満たしてくれますよ。この時ばかりはコロナのことも忘れて、存分に呼吸して走りました。
ツーリング途中、たまたま遭遇したロードスターオーナーとすれ違う際に手を振りあうシーンも。こんなちょっとしたトピックが、ロードスターに乗っているハッピーな瞬間だったりします。メインはうぃきさんの990Sインプレどりでしたが、みんなとツーリングすることで、プラスアルファのおまけもりだくさん。
ロードスターが単なる2シーターオープンカーではないゆえんは、クルマを取り巻く環境が大きいでしょう。運転して楽しい、だけでなく同じロードスターに乗る友人、知人が増えることが、豊かなカーライフをつむいでくれます。
「だれもがしあわせになる」という初代カタログのキャッチコピーは、今も脈々と続いているのです。これは開発陣の「人馬一体」が引き継がれている証。時代が変わって、電気自動車になったとしても、この楽しさが続いて欲しい!