伝統あるコーチビルダー「ベントレーマリナー」が、新しいコーチビルド・グランドツアラーを企画している。12台限定のハンドクラフトモデル「バカラル」に次ぐ激レアモデルとして、革新的なデザインランゲージが与えられたBEVとして誕生する。電動プレミアムブランドとしてベントレーの進むべき道が、間もなく明らかになる。

電動化モデルを核とした、ラグジュアリーライフスタイルブランドへ

ベントレーが、そのビスポーク部門「マリナー」発のリミテッドモデル「バカラル」を発表したのは、2020年3月のことだった。それから1年半が経ち、12人の幸せなオーナーたちへの納車は、着実に進んでいるという。

画像: まず発表されたのは、フロント部分のごく一部とエンブレムのみ。

まず発表されたのは、フロント部分のごく一部とエンブレムのみ。

画像: デザインランゲージは、ベントレーのBEVを定義づけるテーマやフォルムを体現しているという。

デザインランゲージは、ベントレーのBEVを定義づけるテーマやフォルムを体現しているという。

職人が精魂込めて手作業で仕上げていく最高峰のオーダーメイドプロジェクトは、2022年8月9日現在で残り4台が引き渡しを待っているとのこと。その区切りを待っていたかのように、ベントレーマリナーは新たな特注モデルの存在を明らかにした。

車名は「ベントレーマリナー・バトゥール」。正式発表は2022年8月21日の、モントレー・カー・ウイークとなる。バカラルは華やかな存在感を放つ2シーターオープンスポーツだったが、こちらは「エクスクルーシブなコーチビルト・グランドツアラー」だという。おそらくはごくわずかな台数がハンドクラフトで作られることになる。

画像: バカラーは、世界最古のコーチビルダーであるベントレーマリナーが「コーチビルディング」の理想形を再び志すことを明確にするための「宣言」だった、と言っていいだろう。

バカラーは、世界最古のコーチビルダーであるベントレーマリナーが「コーチビルディング」の理想形を再び志すことを明確にするための「宣言」だった、と言っていいだろう。

バカラル同様に、車名の由来は美しい自然の湖だ。インドネシアのバリ島にある深さ88m、広さ16平方kmのカルデラ湖「バトゥール湖」から来ている。デザインランゲージは完全に次世代のもので、主たるテーマは「これからのベントレーのBEVを定義づけるフォルム」だという。

ベントレーモーターズは、2030年までのラインナップ「完全電動化」に向けて、ブランドとしてのマーケティングコミュニケーション戦略まで革新しようとしている。目指しているのは言わずもがなの、世界で最も有名なラグジュアリーライフスタイルブランドのひとつ・・・ベントレーマリナー・バトゥールは、世界における次世代高級車のひとつの理想を現実化する、BEVのイメージリーダー的存在となるのかもしれない。

画像: ベントレーモーターズは、2020年にビヨンド100戦略を発表。これは、事業のあらゆる側面を刷新し、エンドツーエンドでカーボンニュートラルな組織となることを目指しながら同時に、世界有数のラグジュアリーライフスタイルブランドとなることを目指した。

ベントレーモーターズは、2020年にビヨンド100戦略を発表。これは、事業のあらゆる側面を刷新し、エンドツーエンドでカーボンニュートラルな組織となることを目指しながら同時に、世界有数のラグジュアリーライフスタイルブランドとなることを目指した。

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