2022年9月1日、ホンダは新型シビック「タイプR」を発表、9月2日から発売を開始する。モノグレードで、車両価格(税込)は499万7300円。

圧倒的なパフォーマンスとドライビングプレジャーを目指す

画像: インテリアの基本デザインはノーマルのシビックと同じだが、ブラック基調で運転に集中しやすくしている。

インテリアの基本デザインはノーマルのシビックと同じだが、ブラック基調で運転に集中しやすくしている。

フロントグリル開口面積を大きくして冷却性能を向上させ、ミシュランと専用開発したタイヤは265サイズまで幅を広げ、ホイールにはリバースリム構造を採用するなど、圧倒的な速さを追求している。

また、エンジンECUの駆動力制御マップの緻密な設定などによりエンジンレスポンスを向上させ、足まわりの支持剛性を高め、4輪独立電子制御ダンパーの制御を改善し、シフトレバーの操作性を向上させるなどで、運転に夢中になることのできる痛快なドライビングフィールを追求している。

さらに、前後とも効果的にダウンフォースを向上させ、2ピースのディスクブレーキを先代から継承するなど、高速安定性と信頼感を実現している。

先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング」は標準装備。タイプR専用のデータロガーアプリ「ホンダ ログR」を車載ナビにアプリとして搭載し、運転操作によるクルマの機械的な運動情報などをリアルタイムに知ることができ、その情報をタイプRのユーザー同士でシェアすることもできる。

タイプRはモノグレードで、トランスミッションは6速MT、駆動方式はFFのみ。また、リアシートは2人掛けとなっており、乗車定員は4名となる。車両価格(税込)は、499万7300円。販売計画台数は、月間400台とされている。

前述のように鈴鹿サーキットではプロトタイプがFF最速ラップタイムを更新した新型シビック タイプR。おそらく、ニュルブルクリンクでもラップタイム更新を目指すに違いない。そのニュースを、早く耳にしたいものだ。(写真:井上雅行)

画像: リアフェンダーはボディと一体化しながら、全幅はノーマルのシビックより90mmもワイドになっている。

リアフェンダーはボディと一体化しながら、全幅はノーマルのシビックより90mmもワイドになっている。

■ホンダ シビック タイプR 主要諸元

●全長×全幅×全高:4595×1890×1405mm
●ホイールベース:2735mm
●車両重量:1430kg
●エンジン:直4 DOHCターボ
●総排気量:1995cc
●最高出力:243kW(330ps)/6500rpm
●最大トルク:420Nm(42.8kgm)/2600−4000rpm
●トランスミッション:6速MT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:プレミアム・47L
●WLTCモード燃費:12.5km/L
●タイヤサイズ:265/30ZR19
●車両価格(税込):499万7300円

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