M Sport パッケージの多くを標準化、スポーティさをさらに強調
第3世代の現行Z4 は、オーストリアのグラーツにある BMW グループの生産パートナーであるマグナシュタイアで製造され、現在までに世界中で 5万5000 台以上が販売されている。
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スリムなL字型のテールライトやディフューザー、台形テールパイプがスポーティさを強調。ファブリック製ソフトトップは電動式で、50km/hまでの速度であれば走行中でも10秒で開閉できる。
今回発表された新型Z4は細部のアップデートに加えられた現行モデルの最新バージョン。エクステリアにも手が加えられて、インパクトのあるものとなっている。たとえば、キドニー グリルのデザインが変更されて幅広感を強めたほか、サイドエアインテークが空気の流れを考慮したものに改良され、セリウムグレーのドアミラーキャップや台形テールパイプがスポーティさを強調するものとなっている。
またダブルスポークデザインの18インチM軽合金ホイールやM スポーツ サスペンション、M スポーツ ブレーキなどM Sport パッケージの多くの装備が標準となり、19インチの M ライト アロイホイールや電子制御ダンパーを備えたアダプティブ M サスペンション、アダプティブ LED ヘッドライトなどがオプションリストに用意されている。
ボディカラーは、サンダーナイト メタリック、ポルティマオ ブルー メタリック、スカイスクレイパー グレー メタリックに加えて、ホワイト、ブラック、レッド、グレー、フローズングレーメタリックを設定。ファブリック製ソフトトップは、ブラックのほか、アンスラサイト シルバーも引き続き設定される。
■BMW Z4 ラインナップ
Z4 sDrive20i 2L直4ターボ 145kW/197ps/320Nm 6速MT/8速AT
Z4 sDrive30i 2L直4ターボ 190kW/258ps/400Nm 8速AT
Z4 M40i 3L直6ターボ 250kW/340ps/500Nm 8速AT