2022年10月18日(米テネシー・現地時間)、米国トヨタは2023年モデルとしてアップグレードした「カローラ ハイブリッド」の発表を行った。パワーアップとともにスタイリッシュな新グレードが追加されるなど、スポーティなイメージが一気に高まっている。
ハイブリッドおよび4WDシステムをブラッシュアップ
米国で発売が開始されたトヨタ「カローラ ハイブリッド」2023年モデルのハイライトは、パワーアップだ。1.8Lガソリンエンジンに新たにデザインされたモーターが組み合わされることで、最高出力が121hp(約123ps)から134hp(約136ps)へ、最大トルクが146lb-ft(約198Nm)から156lb-ft(約212Nm)へと引き上げられている。
![画像: 「インフラレッド エディション」。フロントエプロン部の赤いトリムがポイントだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2022/10/20/ae8928054c603f75dae734adadbd7f812e1481f3.jpg)
「インフラレッド エディション」。フロントエプロン部の赤いトリムがポイントだ。
それにともない、新たにスポーティな「SE」とプレミアムな「XLE」グレード、そして赤のトリムが内外装に配された「インフラレッド(Infrared) エディション」がラインナップされている。「インフラレッド」とは英語で赤外線を意味する。
駆動は従来どおりFFと4WD(E-Four)が用意されるが、4WDシステムへの改善が行われ、滑りやすい路面でのグリップ力にこれまで以上に高まったという。先進安全面は、「トヨタ セーフティセンス3.0」へのアップグレードが行われ、アクティブセーフティおよびパッシブセーフティ機能の充実が図られている。
エクステリアは、「カローラ」のガソリンモデルと同じシャープなデザインを採用。「SE」にはグラファイト塗装の18インチアルミホイールが奢られる。ちなみに「XLE」は10本スポークの16インチアルミホイールとなる。
インテリアは、「カローラ」ならでは使い勝手のよさそのままに、8インチディスプレイの次世代型「トヨタ オーディオ マルチメディア」が標準で搭載される。
![画像: 8インチディスプレイの次世代型「トヨタ オーディオ マルチメディア」。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2022/10/20/89aa979ef21a61b6395efcee187bcf93f026e043.jpg)
8インチディスプレイの次世代型「トヨタ オーディオ マルチメディア」。