「モノ」と「コト」の両面から、ユーザーに寄り添うクルマ作り
現在のダイハツから「モータースポーツ」」というイメージを思い浮かべる人は少ないかもしれない。だが、かつてはさまざまなモータースポーツに参戦していた。モータースポーツの創世記だった1960年代には、1.3Lエンジンをミッドシップ搭載した小さなレーシングカー「P-5」で1968年の第5回日本グランプリでクラス優勝(総合でも10位)を果たした。
1979年から1993年まで15回にわたってサファリ ラリーに参戦し、1982年には参戦した3台の初代シャレードが全車完走してクラス優勝も果たし、「リトル ジャイアントキリング(小さな大物食い)カー」と評された。1992年にも参戦した4台の3代目シャレードすべてが完走し、クラス優勝はもちろん総合でも5-6-7位に入賞するという快挙を達成した。
そんなダイハツも、昨今はモータースポーツからすっかり手を引いていた。だが、グループスローガン「Light you up」のもと、ユーザーに寄り添い、暮らしを豊かにすることを目指し、「モノづくり」と「コトづくり」の両輪で、さまざまな取り組みを行う一環として、自動車補修部品や産業車両部品を扱うSPKとともに、2022年から約14年ぶりにモータースポーツ活動を再開した。
2023年は、トヨタ GAZOO レーシング ラリーチャレンジに全戦参戦予定
「モノづくり」としては、SPKの「Dスポーツ レーシングチーム」の活動支援を通じ、モータースポーツ競技における高負荷環境での使用、短期スパンでの改善活動などで、車両全体を見ることができる人材育成と、培った技術を量産車両にフィードバックすることで、もっといいクルマづくりにつなげていく。2023年は、トヨタ GAZOO レーシング ラリーチャレンジに全戦参戦を予定している。加えて、全日本ラリー選手権やWRC(世界ラリー選手権)への参戦、コペン以外の車両での参戦なども検討している。
「コトづくり」としては、モータースポーツを楽しむ人の裾野を広げることを目指し、ダイハツ車ユーザーであれば誰でも気軽にモータースポーツを楽しめる場として「Dスポーツ & ダイハツ チャレンジカップ 2022」をSPKと2022年8月に実施した。
2023年は、この「Dスポーツ & ダイハツ チャレンジカップ」を年4回開催(予定)することに加え、新たに軽自動車をはじめとしたエントリーカークラスでも気軽にモータースポーツを楽しめるイベントの開催をSPKとともに検討している。
コペンなどのダイハツ車オーナーでモータースポーツを体験してみたい人は、まずはこの「Dスポーツ & ダイハツ チャレンジカップ」からエントリーしてみては、いかがだろうか。