「10年ひと昔」とはよく言うが、およそ10年前のクルマは環境や安全を重視する傾向が強まっていた。そんな時代のニューモデル試乗記を当時の記事と写真で紹介していこう。今回は、三菱 ミニキャブ-MiEV だ。

シティユースなら走行可能距離は問題なし

画像: メーカーオプションのエクシードパッケージでは、ステアリングなどにシルバー加飾が付く。消費電力量なども表示するカーナビはディーラーオプション。

メーカーオプションのエクシードパッケージでは、ステアリングなどにシルバー加飾が付く。消費電力量なども表示するカーナビはディーラーオプション。

Eco ポジションに入れると、モーターの出力を抑えた走りとなり、スロットルオフ時の回生ブレーキも積極的に効かせる。加速は少しマイルドになるけれど、街中を普通に走るなら、このポジションでも十分なレベルだ。もちろん走行可能距離も伸びる。長い下り坂などで、より回生ブレーキを効かせたいならBポジションも備わっている。

商用車としての使い勝手は、ベースのエンジン車と変わらないことも評価しておきたい。リアシートを倒せばフラットでスクエアなカーゴスペースが生まれ、2名乗車時の最大積載量は350kg。

郵便局や宅配便をはじめ、街中で軽商用車を見かける機会は多い。そのほとんどは1日あたりの走行距離が100km未満というから、これらがみなEVになれば、CO2排出量はかなり削減されるはずだ。

そしてミニキャブ-MiEVには「電源供給」という、もうひとつのメリットがある。開発中の大容量電源供給装置を使えば、1500Wまでの電気製品を使うことができるのだ。排ガスなしに発電するお弁当屋さんのミニキャブ−MiEVなんてのが増えると、街が楽しくなりそうだ。

画像: 荷室の床下には、交流電源を直流に変換するインバータが搭載されている。モーターは見えない。

荷室の床下には、交流電源を直流に変換するインバータが搭載されている。モーターは見えない。

三菱 ミニキャブ−MiEV ハイルーフCD10.5kWh 主要諸元

●全長×全幅×全高:3395×1475×1915mm
●ホイールベース:2390mm
●車両重量:1100kg
●パワートレーン:モーター×1
●最高出力:30kW(41ps)/2500-6000rpm
●最大トルク:196Nm(20kgm)/0-300rpm
●バッテリー総電圧:270V
●バッテリー総電力量:10.5kWh
●駆動方式:RWD
●JC08モード一充電走行距離:100km
●タイヤサイズ:145R12
●当時の車両価格(税込):242万1000円

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