レトロで愛らしいデザインを継承しつつ、先進安全装備を充実
![画像: ビュート シリーズの4代目となる「ビュート ストーリー」。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/02/17/39f50378d01edcc3573417d35b06d67155ec1c39_xlarge.jpg)
ビュート シリーズの4代目となる「ビュート ストーリー」。
1993年の発売から30周年を迎えた「ビュート」のシリーズ4代目となる後継モデル「ビュート ストーリー」は、ミツオカのDNAとも言えるクラフトマン達の愛情と情熱によって生み出されていく手作りのクルマだ。
そのコンパクトな英国車風のデザインで人気を博し、1993年1月20日の発売以来、累計1万3000台のビュートが世に送り出されている。ベース車両には日産 マーチを使用し、ベース車両のモデルチェンジが実施されるたびに改良を重ねて、シリーズ3代 30年におよぶロングセラーカーとして多くのファンに愛され続けてきた。
だが、日産はマーチの日本導入を終了したため、4代目となるビュート ストーリーは、ビュート シリーズでは初めてトヨタ車をベース車両に採用した。ミツオカでは車名はアナウンスしていないが、フェンダーやウインドーの形状から推測すると、ベース車両はヤリスと思われる。
![画像: 丸型のテールランプやメッキのバンパーがレトロ感を増幅させている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/02/17/61f669d44a131612753c3f5585cea781a40a1864_xlarge.jpg)
丸型のテールランプやメッキのバンパーがレトロ感を増幅させている。
輝く瞳のような丸型ヘッドランプやハート型のグリルなど、これまでのビュート シリーズのレトロで愛らしいデザインを継承しつつ、先進安全装置を充実させ、進化しながらも変わらない心を持った、令和にふさわしい素敵なクルマに生まれ変わったという。
前述のように、ビュート ストーリーは2023年秋に発表・発売の予定だが、ミツオカでは既に専用Webサイトでスペックなどを公開している。パワートレーンは、1.0L/1.5L/1.5L+モーター(ハイブリッド)の3種。1.0LはFF+CVTのみだが、それ以外は4WD(ハイブリッドはE-Four)も設定し、1.5Lには6速MTも用意される。
車両価格(税込)は、10DXの308万円からハイブリッド LX(E-Four)の429万円となっている。
![画像: ビュート ストーリーのインテリア。そのデザインから、やはりベース車両はヤリスと思われる。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/02/17/9c439f43ed4495abd58129f980d1eb7297dc38df_xlarge.jpg)
ビュート ストーリーのインテリア。そのデザインから、やはりベース車両はヤリスと思われる。
ミツオカ ビュート ストーリー 15LX CVT 2WD 主要諸元(一部は編集部推測値)
●全長×全幅×全高:4090×1695×1500mm
●ホイールベース:2550mm
●車両重量:未発表
●エンジン:直3 DOHC
●総排気量:1490cc
●最高出力:88kW(120ps)/6600rpm
●最大トルク:145Nm(14.8kgm)/4800-5200rpm
●トランスミッション:CVT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:レギュラー・40L
●WLTCモード燃費:未発表
●タイヤサイズ:175/70R14
●車両価格(税込):396万6000円