2023年3月7日、ヒョンデ・モーターはBセグメントのSUV「KONA(コナ)」をフルモデルチェンジ、BEV仕様の「KONA Electric」の新型も同時に発表した。ドイツ ベルリンで開催されたプロダクトプレビューイベントに参加、いち早く実車をチェックすることができた。

大画面ディスプレイやV2Lなど、機能性や実用性にもこだわり

インテリアでまず目に飛び込んでくるのは大画面12.3インチディスプレイである。ギアセレクトはハンドルコラムから伸びたレバーの先を前方へ回すと「D(ドライブ)」、手前に回すと「R(リバース)」となる独自のもの。これによりセンターコンソールまわりには大きな収納スペースが用意される。またiペダルも装備され、パドル操作により3段階に設定することが可能である。

画像: ハイテク感あふれるキャラクターをアピールする、デュアル12.3インチパノラマディスプレイスクリーンを採用。一部の収納スペースには、質感の高いアンビエント照明を配する。

ハイテク感あふれるキャラクターをアピールする、デュアル12.3インチパノラマディスプレイスクリーンを採用。一部の収納スペースには、質感の高いアンビエント照明を配する。

V2Lへの対応もよく考えられており、充電口を電源とする場合はアダプターが必要だが、室内はそれも必要なく、コンセント電源が用意されているので使い勝手もいい。

フロントシートを薄くすることでリアの居住空間を広く確保している。そのリアシートはリクライニング機構を備え快適な空間を作りだすとともに、フロアのセンター部分に出っ張りもないので左右移動も楽にこなすことができる。またヘッドレストはメッシュタイプとなりかなり涼しげだ。

またソフトウエアはOTA(On The Air)で、クラウドからダウンロードすることでアップデートすることができる。

KONAはBEVのIONIQ5、FCVのNEXO(ネッソ)に続くヒョンデの日本導入第3弾となる予定である。日本仕様の詳細はまだ発表されていない。また正確な時期は未定だが、2023年夏頃にはもう少し詳しいことが発表されるだろう。現在は、CHAdeMOへの対応、日本ローカライズなどが行われているはずである。また楽しみなBEVが日本で乗ることができるだろう。

画像: 2列目は、「カーブレスベンチシート」を採用。後席のパッセンジャーに、視覚的な広さを感じさせる。

2列目は、「カーブレスベンチシート」を採用。後席のパッセンジャーに、視覚的な広さを感じさせる。

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