ランボルギーニやフェラーリなどスーパーカーメーカーもSUV市場に参入している。昨今、そのSUVがさらなるハイパフォーマンスとなって登場している。ここでは期待される注目のモデルたちを見ていこう。(Motor Magazine2023年4月号より)

ウルスの高性能版「ペルフォルマンテ」の最高出力は666ps

いま、日本での試乗がもっとも待ち望まれているSUVといえば、まずはランボルギーニ ウルス ペルフォルマンテを挙げなければなるまい。

画像: ランボルギーニ ウルス S。ウルスの後継モデルとして登場したウルスS。フロントバンパーのデザインが新しくなり、 4L V8ツインターボエンジンは666psにアップ、0→100km/hも3.5秒と進化した。

ランボルギーニ ウルス S。ウルスの後継モデルとして登場したウルスS。フロントバンパーのデザインが新しくなり、 4L V8ツインターボエンジンは666psにアップ、0→100km/hも3.5秒と進化した。

世界初のスーパーSUVとして2017年にデビューしたウルスは、その後、世界中で大ヒットを記録。いまやランボルギーニ史上、もっとも成功したモデルとして歴史にその名を刻んでいる。

先ごろデビューしたウルス ペルフォルマンテはその高性能版で、エンジンの最高出力は従来型を上回る666psを発生。47kgの軽量化を果たしたうえでサスペンション、エアロダイナミクス、さらにはドライビングモードなどを最適化し、0→100km/h加速は3.3秒、最高速度は306km/hという、まさにペルフォルマンテ(イタリア語でパフォーマンスの意味)の名に相応しいスペックを達成している。

しかも、エクステリアにはカーボンコンポジットをふんだんに使ってダイナミックなスタイリングに仕上げたほか、インテリアには黒のアルカンターラを採用するなど、特別な世界観を強調。スポーツマインド溢れるファンの期待に応える1台に仕上げた。

これと連動する形で、スタンダードなウルスは「ウルスS」に進化。こちらもエンジンは最高出力が666psに引き上げられているが、エクステリアはペルフォルマンテほど刺激的なデザインには改められておらず、より幅広いランボルギーニファンに受け入れられるスタイリングに仕上げられた。

それでも0→100km/h加速は3.5秒、最高速度は305km/hに達するのだから、相変わらず世界最速SUV1台に数え上げられるべきパフォーマンスだ。

ランボルギーニからはもう1台、ウラカンをオフロード風に仕上げたウラカン ステラートも登場。こちらは最低地上高を引き上げたほか、低ミュー路用のラリーモードを設けるなど、本格的なモディファイが施されている。

画像: ランボルギーニ ウラカン ステラート。44mm増した最低地上高や、大型ホイールアーチなどウラカンEVOをオフローダーに仕立てたモデルだ。ハイウェイから未舗装路まで、あらゆる環境での走行を実現する。

ランボルギーニ ウラカン ステラート。44mm増した最低地上高や、大型ホイールアーチなどウラカンEVOをオフローダーに仕立てたモデルだ。ハイウェイから未舗装路まで、あらゆる環境での走行を実現する。

フェラーリ初のSUVは725ps5仕様のV12を搭載

2022年に発表されるやいなや、爆発的な人気を博しているのがフェラーリ初のSUVであるプロサングエ。フェラーリ自身は「SUVではない」と説明しているものの、背の高いボディ、大きなロードクリアランス、4ドア+ハッチバック、4WDなどのスペックは、どう考えてもSUVに分類されるべきもの。

画像: フェラーリ初となる4ドア、4シーターモデルの「プロサングエ」はイタリア語でサラブレッドを意味する。

フェラーリ初となる4ドア、4シーターモデルの「プロサングエ」はイタリア語でサラブレッドを意味する。

その一方で新開発のアクティブサスペンションを採用したほか、V12型気筒6.5LのNAエンジンは725psにパワーアップして搭載するなど、こだわり抜いた内容となっている。

BMWアルピナはベースモデルとなるBMW X4がマイナーチェンジを受けたのを機に、XD4のアップデートを実施した。4基のターボチャージャーを備えたストレート6 3Lディーゼルエンジンは従来型を6ps上回る394psの最高出力を発生。

最大トルクも引き上げられて800Nmを達成し、0→100km/h加速は4.6秒で駆け抜け、巡航最高速度は268km/hに達するという。(文:大谷達也/写真:ランボルギーニS.p.A、フェラーリS.p.A、井上雅行)

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