2023年3月16日(独・現地時間)、アウディは同社のBEV(電気自動車)モデル「e-tonシリーズ」のニューフェース「Q6 e-tron」プロトタイプの寒冷地テストを開始したと発表。

ポルシェ タイカンと同じ800Vのアーキテクチャー

「2025年までに20車種以上ニューモデルを投入し、そのうちの10車種以上がBEV(電気自動車)」。アウディの向こう3年に渡るビジョンだが、その幕開けとなるBEVモデル「e-tronシリーズ」のニューフェース「Q6 e-tron」のプロトタイプのテストが酷寒の地で開始された。

画像: プラットフォームは、新開発のPPE(プレミアム プラットフォーム エレクトリック)。

プラットフォームは、新開発のPPE(プレミアム プラットフォーム エレクトリック)。

このモデルの大きな特徴は、PPE(プレミアム プラットフォーム エレクトリック)と呼ばれる、新たな電動車専用プラットフォームと、ポルシェ タイカンと同じ800Vのアーキテクチャーの採用だ。

また、採用されるモーターはこれまで以上に高効率でパワフルで、バッテーリーと充電マネージメントはより先進的なものになるという。

ボディタイプは、従来の「Qシリーズ」同様に、SUVタイプとスポーツバックタイプの2種類が用意され、その素材は環境に優しいサステナブルなものを中心に選択される。

ちなみにICE版の「Q6」は、全長5099×全幅2014×全高1784mmのアウディ車としては最大級のサイズを誇る。e-tron版もそれと同等なら、アウディのBEVラインナップにあってはQ8 e-tron(全長4915×全幅1935×全高1635mm)を凌ぐ、フラッグシップモデルとして位置付けられることになりそうだ。

あらたなアウディの歴史を刻む「Q6 e-tron」のデビューは刻々と近づいている。

This article is a sponsored article by
''.