2023年4月14日から16日に千葉市の幕張メッセで「オートモビルカウンシル 2023」が開催された。展示された車両の中から、個人的に気になったクルマたちを紹介しよう。
速いから美しいのか、美しいから速いのか?
今回で9回目を迎えた本イベントには日本車メーカーやインポーターをはじめ、ヘリテージカー販売店などが出展。旧車から最新のモデルまで、さまざまなクルマを展示されていたが、個人的に気になるのは、やはりスポーツカー! というわけで、懐かしいクルマや珍しいクルマを中心に紹介しておこう。
ポルシェ 917K レプリカ(年式不明)
1970年代前半、ル・マン24時間などのスポーツカーレースで活躍したレーシングカーをオリジナルの図面を元に製作した精巧なレプリカ。ただしエンジンはオリジナルの4.5L 水平対向12気筒ではなく、935用の3.2L 水平対向6気筒ツインターボが搭載されているらしい。
![画像: S.マックイーン主演の映画「栄光のル・マン」が懐かしい・・・。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/04/15/9714bd3d2ede6623c4ecedd0a75286197c4fad45_xlarge.jpg)
S.マックイーン主演の映画「栄光のル・マン」が懐かしい・・・。
マツダ MX-81(1981年)
1981年の東京モーターショーに出品されたコンセプトカー。いまでこそロードスターやMX-30に使われている「MX」の名称は、このクルマで初めて用いられた。当時のファミリアをベースに、ベルトーネがデザイン。展示を終えた後は放置されていたが、イタリアでレストアされた。
![画像: 同時期にベルトーネがデザインした、シトロエン BXにも似ているスタイリングだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/04/15/86684160534ce3876e166bd69abf0505f347a84d_xlarge.jpg)
同時期にベルトーネがデザインした、シトロエン BXにも似ているスタイリングだ。
AIM EVスポーツ 01(2023年)
以前に当Webモーターマガジンでも紹介した、コンパクトなEVスポーツカーのコンセプトモデル。製作したのは名古屋のエンジニアリングサービス会社「エイム」。デザインは元・日産のカーデザイナー中村史郎氏。これを熟成させて、2023年のグッドウッドフェスティバルで出走予定。その走りが、今から楽しみだ。
![画像: 2基のモーターで後輪を駆動するEVスポーツカーだという。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/04/15/c845bb6dfa13653f138370d9ca7a1cda2060a2bc_xlarge.jpg)
2基のモーターで後輪を駆動するEVスポーツカーだという。
これ以外の車両は、以降のアルバムで時系列順に紹介していこう。古いクルマも新しいクルマも、やはりスポーツカーは美しい!