2023年5月8日、ランボルギーニはミラノ デザインウイークにおける非公開イベントで、ウラカンSTO、ウラカン テクニカ、そしてウラカン EVO スパイダーの60周年記念リミテッドエディションを初公開した。

個性豊かな3モデルのウラカン リミテッドエディション

ランボルギーニが創立60周年を記念して、さまざまなイベントを開催したり、ウラカンの限定モデルを発表することは以前に当Webモーターマガジンでも紹介したが、ついに実車がミラノ デザインウイークで初公開された。それぞれのディテールを紹介していこう。

ウラカン STO 60周年記念エディション

画像: ウラカン STO 60周年記念エディション

ウラカン STOの60周年記念エディションは、ファッションとエレガンスにインスピレーションを得た2つのバージョンを用意し、サーキット走行に重点を置いたこのモデルの、奥深い洗練された側面を見せた。全体をマットブルーの色調でまとめたカラーリングのバージョンは、青のフィニッシュを加えた剥き出しのカーボンファイバーの要素を組み合わせることもできる。インテリアはブラックとグレーを組み合わせたアルカンターラに、コントラストカラーの青いステッチが入る。

グレーとブラックのボディに剥き出しのカーボンファイバーを組み合わせたバージョンでは、インテリアのブラックとグレーのアルカンターラには赤いステッチとレザーディテールを加える。どちらのバージョンも、シートには60周年を示すロゴ刺繍を施し、足元にはマットブラック仕上げの20インチ鍛造アルミホイールを装着している。

ウラカン テクニカ 60周年記念エディション

画像: ウラカン テクニカ 60周年記念エディション

ウラカン テクニカの60周年記念エディションは、モータースポーツにインスピレーションを得て、パフォーマンス寄りに軸足を傾けている。用意された2つのコンフィギュレーションのうち、今回のイベントで展示されたのはホワイトのボディをグリーンのラインで引き締めたバージョンだ。同じグリーンを、インテリアの黒いアルカンターラにも加えている。

2つ目のバージョンは対照的にグレーにブラックとレッドを配し、同様のコントラストをインテリアの黒いアルカンターラと赤いディテールという配色でも繰り返している。どちらのバージョンも、シャイニーブラックの20インチ ホイールを装着している。

ウラカン EVO スパイダー 60周年記念エディション

画像: ウラカン EVO スパイダー 60周年記念エディション

ウラカン EVO スパイダーの60周年記念エディションは、若々しさにあふれた活気ある現代的な性格を持っている。会場に展示されたバージョンでは、グリーンのボディにホワイトをあしらい、インテリアは黒いアルカンターラに赤と白のアクセントを組み合わせている。

もうひとつのバージョンは、ブルーのボディにホワイトのディテールを配し、インテリアの黒いアルカンターラも同じ配色でブルーの刺繍にホワイトのパイピングを施している。どちらのバージョンも、テクニカと同じシャイニーブラックの20インチ ホイールを装着している。

このウラカン 60周年記念エディションの3モデルは、それぞれ60台の限定生産で、前述したように2種類のカラーリングが用意されている。スペシャルアイテムとして、希少性をさらに強調する「1 of 60」のカーボンファイバー製プレートと、「60th」を描いたドアのペイントとシートの刺繍も施される。なお、この限定モデルが日本に導入されるかどうかは、現段階ではアナウンスされていない。

フラッグシップのレヴエルトもヨーロッパ初公開!

画像: ヨーロッパ初公開となった、フラッグシップのレヴエルト。

ヨーロッパ初公開となった、フラッグシップのレヴエルト。

また、今回のイベントから約3週間前に世界初公開されたランボルギーニの新たなるフラッグシップ、レヴエルトもヨーロッパで初公開された。

2023年1月のランボルギーニ ミュージアムの新装オープンから始まった60周年記念セレブレーション イベントは、このあと5月24日にイタリアで「60th アニバーサリー ジーロ」がスタートし、5月26日に到着する終点のボローニャのマッジョーレ広場では、一般公開のコンクール デレガンスを開催し、当日は150台以上のランボルギーニ車が集結する予定だ。

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