日本専用色「デニムブルーマット」を含む全9色を揃える
Hyundai Motor Company(ヒョンデ モーターカンパニー)は、世界200カ国以上でクルマ販売などの事業を展開、トヨタ、フォルクスワーゲンに継ぐ世界第3位の自動車メーカーである。
もちろん、グローバルでは純ICE、FCEV、PHEV、BEVと多くのパワートレーンを揃えているが、その日本法人Hyundai Mobility Japan(ヒョンデ モビリティ ジャパン)は、日本へZEV(ゼロエミッションヴィークル)、つまり走行中にCO2を排出しないクルマしか導入していない。
それは日本の環境に貢献する重要な役割を果たすとともに、EV(BEVやFCEV)の魅力をより多くの人に知って欲しいという想いに他ならない。
2023年10月30日に発表され、11月1日から発売を開始するKONAも、当然BEVである。KONAとして2世代目となるこのモデルは、Casual(48.6kWh/399.3万円)、Voyage(64.8kWh/452.1万円)、Lounge(64.8kWh/489.5万円)、Lounge Two-tone(64.8kWh/489.5万円)の4グレード展開である。
ボディカラーはモノトーンが「アトラスホワイト」、「アビスブラックパール」、「サイバーグレーメタリック」、「エコトロニックグレーパール」、「メタブルーパール」、「デニムブルーマット」の6種類、2トーンが「アトラスホワイト×アビスブラックパール」、「ネオテリックイエロー×アビスブラックパール」、「アルティメットレッドメタリック×アビスブラックパール」の3種類で全9色が用意される。このうち「デニムブルーマット」は日本専用色である。
インテリアカラーは3種類で「ブラックモノトーン」、「グレー2トーン」、「ベージュ2トーン」が用意される。そのインテリアの特徴は、解放的で広い室内とドライバー中心に考えられた12.3インチLCDクラスター、そしてナビゲーションディスプレイと統合された12.3インチパノラマディスプレイが採用されていること、後席の足もとがフラットでゆったりできること、ヘッドライニングやフロアカーペットなどに環境に配慮した再生PET素材、バイオ塗料などが使われていることなどである。