インテリアの質感も高く、室内は十分に広い
![画像: インテリアのデザインは世界共通で、日本仕様もほぼ同じ。中・上級グレードには加飾パネルやメッキ素材が使われている](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/10/31/4efdc66605c1d57000da367bc84570a7f11a2989_xlarge.jpg)
インテリアのデザインは世界共通で、日本仕様もほぼ同じ。中・上級グレードには加飾パネルやメッキ素材が使われている
エンジンは出足から素早いタイプではなく、低中速よりも高速域のほうが伸びていくようなフィーリング。タイは山岳地帯が1割しかないという高低差が少ない平坦な国なので、粘り強い低速トルクよりも高速でそこそこのスピードで巡航できて、小排気量でも高回転域まで気持ち良く回るフィーリングの方が好まれるようだ。乗ってすぐ自分の手足感覚で運転できるという、ミツビシらしい乗りやすさや走りの良さが印象的だった。
インテリアのクオリティも高く、後席も十分に広い。ヒザまわりもヘッドクリアランスもかなり余裕があり、大人5名がしっかりと座れる。ちなみに後席のヘッドレストは、タイ仕様ではふたつだったが、日本仕様はどうなるのかは気になるところだ。
後席シートバックは6:4の分割式。少量の荷物の配達や営業にはコンパクトカーを使うことが多く、スプリットシートは人気が高いとのこと。ボディサイズはコルトより小さいミラージュだが、荷室の床面を深くしてVDA方式ではコルトより積載容量は約40Lも増えている。
日本仕様のスペックや装備は未定だが、このボディ&シャシの出来なら大いに期待できそうだと感じさせてくれた。
![画像: 日本仕様のエンジンは同じ3気筒でも1Lになるようだが、このボディ&シャシの出来なら大いに期待できそうだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/10/31/4d5cf96def196b68ff76a78aa35d0692564d5637_xlarge.jpg)
日本仕様のエンジンは同じ3気筒でも1Lになるようだが、このボディ&シャシの出来なら大いに期待できそうだ。
三菱 ミラージュ GLS(タイ仕様) 主要諸元
●全長×全幅×全高:3710×1665×1490mm
●ホイールベース:2450mm
●車両重量:865kg
●エンジン:直3 DOHC
●総排気量:1193cc
●最高出力:57kW(78ps)/6000rpm
●最大トルク:100Nm(10.2kgm)/4000rpm
●トランスミッション:CVT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:レギュラー・35L
●JC08モード燃費:未発表
●タイヤサイズ:165/65R14