アットホームな雰囲気が漂う小さなPA
都心から常磐自動車道を下って、水戸を超えた先にあるのが東海PA(下り)。常磐自動車道のスタート地点となる三郷ICより100kmほどの場所にある、小さなPAです。2018年4月にリニューアルされた店舗は、「おふくろスタイル」をテーマに、ウッド調のインテリアを採用しています。
フードコートでは前回紹介したような「家庭料理風」を売りにするメニューが用意されています。また「ふりかけキープ棚」があるなど、常連さんを大切にする、アットホームな雰囲気のPAといえるでしょう。今回、そんな東海PA(下り)でオススメしたいテイクアウト グルメは、洋と和の2つのスイーツです。
パン世界大会の日本代表が手がけるクリームパン
東海PA(下り)のイチオシのテイクアウト グルメが「奥久慈卵のとろ~りクリームパン」(300円)です。名前のとおり、クリームに茨城自慢の奥久慈鶏の卵を使用しています。冷凍状態で販売されており、自然解凍であれば1時間ほど経ってからが食べごろ。自宅に持って帰ってゆっくりいただきたいなら、クーラーボックスなどを用意して購入するといいでしょう。
で、このクリームパンの何がすごいのかといえば、作っている人がタダモノではないということ。なんとパン世界大会「iba カップ」の2023年の日本代表となっている「パン工房ぐるぐる」の職人さんが手がけたパンだったのです。「パン工房ぐるぐる」は、那珂市やひたちなか市にお店を構えており、そこで大人気になっているのが、この「奥久慈卵のとろ~りクリームパン」。高速道路内では、ここ東海PA(下り)のみの取扱いとなります。
自然解凍した「奥久慈卵のとろ~りクリームパン」をいただけば、パンの表面はパリッとした食感。冷凍されていたことを感じさせません。その奥にある、たっぷりのクリームは卵の味が濃厚! パンの主張は控えめで、陰からクリームのおいしさを引き立てています。リピーター続出も当然のおいしさ。さすが日本代表の味といえるものでした。