日本の経済を大きく支えている自動車産業。そんな我らの誇りでもある日本車は2023年も魅力あるクルマを登場させた。今回はそのなかで、注目のミニバン&軽自動車を紹介する。また、最後に2023年下半期に登場したモデルたちを一挙紹介する。(Motor Magazine2024年1月号より/文・岡本幸一郎)

2023年に登場した軽自動車のニューモデルたち

一方軽自動車では、販売首位を争う常連2台の売れ筋のハイトワゴンが、奇しくもほぼ同時期に新しくなった。そのほかデイズはマイナーチェンジが実施されるなど、主力車種に動きが見られた。

ホンダ N-BOX 2023年10月5日発表

画像: 新型N-BOXの車両価格は164万8900円〜188万1000円、カスタムシリーズは184万9100円〜236万2800円。

新型N-BOXの車両価格は164万8900円〜188万1000円、カスタムシリーズは184万9100円〜236万2800円。

初代登場からほとんど姿を変えずに進化を続けるN-BOXが3代目へバトンタッチ。キープコンセプトながら、とりわけ動的質感を大幅に改善した。軽スーパーハイトワゴンと思えない落ち着いた上質な走りを手にした新型は、今後もトップの座を譲ることはないだろう。なお、福祉車両のN-BOX スロープも同時に発売され、こちらの価格帯は184万4000円〜218万8000円となる。

スズキ スペーシア/スペーシア カスタム 2023年11月9日発表

画像: 新型スペーシアは全車でマイルドハイブリッドを搭載し、軽ハイトワゴンでクラストップのWLTCモード燃費 25.1km/Lを実現した(ハイブリッドG 2WD車)。

新型スペーシアは全車でマイルドハイブリッドを搭載し、軽ハイトワゴンでクラストップのWLTCモード燃費 25.1km/Lを実現した(ハイブリッドG 2WD車)。

スズキの軽スーパーハイトワゴンが3代目になった。デザインモチーフは大容量のコンテナで、遊びゴコロある内外装の意匠が特徴。後席にアームレストやオットマン機構を備えるなど、室内の快適装備の充実化がとくに大きなトピックだ。

日産 デイズ 2023年9月29日発表

画像: Vモーショングリルをさらに進化させた新型デイズは、軽自動車ながら存在感がある。

Vモーショングリルをさらに進化させた新型デイズは、軽自動車ながら存在感がある。

2019年に登場した2代目デイズがマイナーチェンジ。フロントマスクのデザインが一新されたほか、軽で初となる後方の運転支援システムを搭載した。このほかにユーティリティ面にも手が加えられ使い勝手が向上するなど、軽自動車トップクラスの安全性能と商品力を手に入れた。

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