日本カー・オブ・ザ・イヤーの2023-2024 インポート・カー・オブ・ザ・イヤーや、2024年次 RJC インポート・カーオブザイヤーなど、2023年に多くの賞を受賞したBMW X1。その人気の秘密を販売データなどから探ってみたい。

BMW車では3シリーズと2シリーズに次ぐ人気

画像: ボディカラーの一番人気はホワイト系。ついでブラックやグレーといったモノトーン系が好まれている。

ボディカラーの一番人気はホワイト系。ついでブラックやグレーといったモノトーン系が好まれている。

さて、新型X1が登場してから1年あまりが過ぎた。JAIA(日本輸入自動車組合)調べによると、2023年のX1の販売台数(従来型も含む)は、4092台。これは、輸入車の車種別ランキングでは15位となる。ちなみに、BMW車としては3シリーズ(6位:6046台)、2シリーズ(12位:5017台)に次いで売れているモデルとなる。また、ジャーマン プレミアム3のコンパクトSUVでは、メルセデス・ベンツ GLA(17位:4070台)やアウディ Q3(19位:3843台)より上回っている。

とはいえ、いずれも数値的に拮抗しており、このプレミアム コンパクトSUVは日本市場で人気カテゴリーのひとつであることは間違いない。

2024年3月現在、オーダーしてから納車までの期間は、ボディカラーや装備などの希望が日本で在庫しているモデルとマッチすれば、数週間で手に入れることも可能だという。在庫がない場合は、半年近く待たなければならないようだが、これはどこの輸入車でも大きく変わらないだろう。

人気のグレードやパワートレーンに関しては、BMWジャパンでは詳細なデータは公表してはいないが(以下、同じ)、ガソリン車のxドライブ 20iとディーゼル車のxドライブ 20dがほぼ同じ比率で、これにBEVのiX1が続いている。M35iのデリバリーは2024年1月下旬からなので、これからといったところだろう。

ボディカラーでは、白(アルピン ホワイト、ミネラル ホワイト)、黒(ブラック サファイア)、グレー(スペース シルバー)といったモノトーン系の人気が高い。最近、さまざまな車種で人気を集めはじめている「くすみカラー」のケープヨーク グリーン(今回の試乗車のボディカラー)などは、これから注目されるかもしれない。

オプションパーツでは、ハイライン パッケージ(HI-FI スピーカーシステムや運転席アクティブシートなど)、19インチ アルミホイール、パノラマサンルーフなどを選ぶオーナーが多いという。

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