一般への認知度向上が、EDR活用のメリットをさらに高めていく

EDR-DATA.JPの協力企業のひとつで、今回の体験会をコーディネイトしたCDR-Japan
株式会社ブリッジ代表取締役の藤田隆之氏によれば、中古車に限らず今後、EDR活用の重要性が増していく可能性が高い、と言います。

画像: これが、事故直前の5秒前までの運転・走行状況を記録した「プリクラッシュデータ」のレポート。車速、アクセル開度、ブレーキの踏み具合のほか、ハンドルの舵角まで数値化される。

これが、事故直前の5秒前までの運転・走行状況を記録した「プリクラッシュデータ」のレポート。車速、アクセル開度、ブレーキの踏み具合のほか、ハンドルの舵角まで数値化される。

そのためEDR-DATA.JPは2024年、日本各地でEDRの有用性を認知してもらうための一般向けキャラバンの実施を予定。同時に、EDRデータの読み取りを担う専門家資格「CDRテクニシャン」の講習会を、開催することにしています。

杉戸自動車の泰楽社長も「総合病院」として、新しい店舗をEDR活用事業の拠点として育てていく構想を明らかにしています。

フェアなどを通じて中古車の信頼性を高めるだけでなく、マイカー点検など顧客への安全啓蒙活動も実施。さらに、事故が原因で起こる係争への対応をサポートする活動にも、取り組んでいくことになりそうです。

体験会を取材して感じたのは、愛車に残されている記録は、オーナーの財産でもある、ということでした。「万が一」の時にそれを積極的に活用することは、オーナーとして守られるべき大切な権利であり、それがさまざまな課題の解決に大きく貢献してくれる可能性を秘めていることは確かです。

EDRおよびCDRに関する詳細は、Webモーターマガジンの過去記事をご一読ください。また、杉戸自動車およびEDR-DATA.JPの活動については、それぞれのホームページ(CDRテクニシャン認定講習についてはCDR Japanの公式Webでスケジュールを掲載)でチェックしてください。

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