Official Staff
事故対応から中古車の信頼回復にも効果的!な新たな取り組み始まる。一般ユーザー向け「EDR体験会」で学ぶ、事故履歴データ活用のメリットと大切さ
ビッグモーターの不正発覚から始まった、中古車に対する信頼性確保の問題。業界全体にその影響は波及しているようです。そんな中、わかりやすい信頼性を担保するための新しい取り組みが、セールスの現場から始まりつつあります。ポイントは「修復歴なし」だけでなく「事故履歴なし」という、新しいガイドライン。安心、安全につながる顧客サービスに関する新たな取り組みを、取材してみました。
自動車の総合病院から始まる「安心感向上」への取り組み
取材に伺ったのは、埼玉県北葛飾郡杉戸町に拠点を構える株式会社 杉戸自動車(代表取締役社長 泰楽秀一氏)。新車や中古車の販売とともに「自動車の総合病院」を謳い、車検や日常点検...
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事故でもないのにEDRに残された6件の「非常事態」。CDRでどんなことがわかるのか、筑波サーキットで試してみた【自動車事故解析に異変あり】
2022年10月25日、筑波サーキット コース2000において「BCS(ボッシュ・カー・サービス)サーキットミーティング」が開催された。その会場で、参加者の愛車からEDR(イベントデータ・レコーダー)に残された記録を吸い出すデモンストレーションを行ったところ、ちょっと不思議なデータに遭遇。事故を起こしていないのに残された6件の「クラッシュの記憶」は、CDR(クラッシュデータ・リトリーバル)の可能性を感じさせてくれるものだった。
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交通事故の原因究明も新時代へ。ボッシュが新資格「CDRテクニシャン」認定制度をスタート。数年で1000人規模を目標に展開。
交通事故の原因究明をめぐって今、「EDR」が注目を浴びている。運転操作や車両の挙動など事故前後のさまざまな情報を記録する装置で、その記録を読み出して解析することによってより精度の高い原因究明に役立てることができる。だが運用には、専門技能を持った人材育成が欠かせない。そこでEDRの読取システムを市販してきボッシュ株式会社が、「CDRテクニシャン」と名付けた資格認定制度をスタートした。今回はメディア向けのパイロットプログラムを実体験、そこで学んだEDRやCDRの重要性と、CDRテクニシャンとしての業務の概要を紹介する。