「10年ひと昔」とはよく言うが、およそ10年前のクルマは環境や安全を重視する傾向が強まっていた。そんな時代のニューモデル試乗記を当時の記事と写真で紹介していこう。今回は、キャデラック エスカレードだ。

気筒休止システムも採用。その作動はきわめて自然

画像: 燃費向上のため気筒休止システムも備えるが、普通に走っている限りは停止したのが分からないほど自然だ。

燃費向上のため気筒休止システムも備えるが、普通に走っている限りは停止したのが分からないほど自然だ。

さて、豪華でビッグなボディに搭載されるのは、オールアルミ製V8の6.2L OHVエンジンだ。いかにもアメリカンでビッグトルクを生かした逞しいクルージングが味わえる。街中の発進では飛び出し感がないよう、ほんの少しだけ気を遣う場面もあるが、あとは6速ATとの相性も良く、シフトショックもなく実にスムーズだ。

そしてV8を状況に合わせてV4にする気筒休止システム、アクティブフューエルマネージメントシステムも採用している。ちなみに片バンクを停止するのではなく、前の4つのシリンダーを停止する。これは正直に言ってメーター内の表示で判断しない限り、停止したのがわからないほど自然だ。低速域だと、よくよく気をつけていると、ほんの若干ではあるがV4になったときに振動が出るのだが、普通にアクセルペダルを踏んでいる限りはまったくわからなかった。

乗り心地も良く、ハンドリングも素直で、サイズの割りには取り回しも悪くない。キャデラックの世界観が味わえる、実に良い感じのSUVだった。

画像: キャデラックらしい豪華なインテリア。カップホルダーはヒート&クール機構付き。トランスミッションはコラム式 6速AT。

キャデラックらしい豪華なインテリア。カップホルダーはヒート&クール機構付き。トランスミッションはコラム式 6速AT。

キャデラック エスカレード プラチナム 主要諸元

●全長×全幅×全高:5155×2040×1945mm
●ホイールベース:2950mm
●車両重量:2600kg
●エンジン:V8 OHV
●総排気量:6153cc
●最高出力:301kW(409ps)/4300rpm
●最大トルク:563Nm(57.4㎏m)/4300rpm
●トランスミッション:6速AT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・98L
●JC08モード燃費:未発表
●タイヤサイズ:285/45R22
●当時の車両価格(税込):990万円

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