2024年5月3日(現地時間)、フェラーリは新たなフラッグシップとなる「12 Cillindri(ドーディチ チリンドリ)」およびそのオープンモデルの「12 チリンドリ スパイダー」を、米国のマイアミビーチで開催されたエクスクルーシブなイベントで世界初公開した。

最近のフェラーリ車らしいデュアルコクピットも採用

画像: 12 チリンドリのコクピットには、3つのディスプレイが備わっている。

12 チリンドリのコクピットには、3つのディスプレイが備わっている。

インテリア デザインは、左右へと回り込んでドアパネルの内張りの溶け込むダッシュボード上面、中央部、フットウエルとシートを含む部分の3つの異なるレベルに分かれている。これらは明確に区切られ、色と素材の組み合わせでデュアル コクピットの効果を強めている。これは、最新フェラーリのローマプロサングエにも採用された、デュアル コクピット アーキテクチャーからインスパイアされている。キャビンはほぼ左右対称の構造だ。

センタートンネルのパネルはダッシュボードから伸び、そこから延長してきたように見える。センタートンネルの内張りはアームレストとなり、最近のフェラーリ車同様にY字型をした金属のエレメントの中に、アイコニックなシフトゲートが配されている。

車内の居住性も考慮され、面積の大きな着色ガラスルーフも採用。キャビンの明るさと室内の開放感を格段に向上させ、夏でも冬でも最適な熱効率を確保している。

メーターパネルは15.6インチ、センターダッシュに10.25インチ、そして助手席の前に8.8インチと、3個のディスプレイで構成された新しいヒューマン マシン インターフェースも導入。静電容量式のステアリングホイールや、スマートフォンとの接続システムやワイヤレス充電マットなども標準装備する。

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