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アウディA8 L W12 クワトロは伝統的な価値観へのアンチテーゼだった【10年ひと昔の新車】
2011年6月、アウディのフラッグシップモデル「A8L」に、FSI化された新開発の6.3L W12エンジン搭載モデルが設定された。2010年12月にフルモデルチェンジされて3代目へと進化した「A8/A8L」は、美しいスタイリングと先進的なテクノロジーで「新しい価値のラクジュアリーセダン」を謳って注目されたが、真のフラッグシップモデルとして12気筒モデルの登場が待たれていた。そんな中で登場したA8 L W12 クワトロはどんなモデルだったのか。ここでは上陸後間もなく行われた試乗の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2011年9月号より)
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フェラーリ365GT/4 BBはV型12気筒フェラーリ初の市販ミッドシップモデルで、特別な存在だった【スーパーカークロニクル/011】
スーパーカーといえば「ミッドシップの2シーター、エンジンはDOHCでV8以上。ただし、ほかに惹き付ける魅力があれば例外もあり・・・」というのがざっくりとしたイメージだろうか。1970年代半ばに大ブームが起きてから50年近くの歳月が流れ、そのイメージは少しずつ変わってきているようにも見える。本連載では1966年から現代までスーパーカーを並べていくので、変遷していくさまをお楽しみいただければと思う。【第11回はフェラーリ 365GT/4 BBだ。】