ホンダの聖地のひとつ、ホンダコレクションホールが3月1日にリニューアルオープンした。その見どころを、6回に分けてお伝えする。パート5は3階の北フロアの展示内容について。ロボット、飛行機、新エネルギー車・・・これまで以上の領域へと、ホンダの「夢」は歩みを進めていく。

低迷と苦難を経て手にした「大逆転」

第4期は15年からマクラーレンにPU(パワーユニット)供給するが実績が伴わず17年で関係解消。その後レッドブルグループと組む。

画像: 2021年シーズンに投入されたHONDA RA621Hエンジンを搭載するRB16B。当時は、F1参戦最終年とすることを明らかにしていたため、まさに「背水の陣」のもと開発された渾身のパワーユニットだった。そこにはホンダジェットや生産部門からの技術やアイデアも含めて、オールホンダの力が結集されていたという。

2021年シーズンに投入されたHONDA RA621Hエンジンを搭載するRB16B。当時は、F1参戦最終年とすることを明らかにしていたため、まさに「背水の陣」のもと開発された渾身のパワーユニットだった。そこにはホンダジェットや生産部門からの技術やアイデアも含めて、オールホンダの力が結集されていたという。

低迷と苦難を経て19年にマックス・フェルスタッペンが復帰後初優勝。そして21年の最終戦アブダビGPでの最終ラップでチャンピオンを手にした大逆転劇は記憶に新しい。

その21年のレッドブルホンダRB16Bがここにある。22&23年はドライバーもコンストラクターも制覇、23年からはマシンにHONDAのロゴが入る。

ちなみに第3期の始まりの98年、テストドライブを担当したのはヨス・フェルスタッペン、そうマックスの父だった。

画像: 安定した姿勢でライダーを受け止められるV字形状の大型エアバッグを開発したホンダは、2005年に、量産二輪車用エアバッグを技術発表。翌2006年に、世界初の二輪車用エアバッグを搭載したゴールドウイング〈エアバッグ〉を発売した。

安定した姿勢でライダーを受け止められるV字形状の大型エアバッグを開発したホンダは、2005年に、量産二輪車用エアバッグを技術発表。翌2006年に、世界初の二輪車用エアバッグを搭載したゴールドウイング〈エアバッグ〉を発売した。

バイクはモトGPの2台。V5エンジンのRC211Vは02年に16戦14勝、03年に16戦15勝を挙げたマシン。V4エンジンのRC213Vは現役マシンで、2190万円で公道モデルをリリースしたことでも話題となる。そしてエアバッグとDCTを初搭載したビッグバイクのゴールドウイングも展示する。

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