ホンダの聖地のひとつ、ホンダコレクションホールが3月1日にリニューアルオープンした。その見どころを、6回に分けてお伝えする。パート5は3階の北フロアの展示内容について。ロボット、飛行機、新エネルギー車・・・これまで以上の領域へと、ホンダの「夢」は歩みを進めていく。

そこにあるのはいつだって「強い憧れ」

21世紀のホンダ、入り口で出迎えてくれるのは3人のASIMOだ。鉄腕アトムがきっかけという2足歩行ロボットである。

画像: 2018年には残念ながらASIMOの開発は中止されている。しかしそれは、開発目標が変わったため。ホンダがロボティクスで目指しているのは、生活者一人ひとりに寄り添い、人の可能性を拡げ、充実した暮らしを送るためのサポートができることだという。

2018年には残念ながらASIMOの開発は中止されている。しかしそれは、開発目標が変わったため。ホンダがロボティクスで目指しているのは、生活者一人ひとりに寄り添い、人の可能性を拡げ、充実した暮らしを送るためのサポートができることだという。

改良に改良を重ね最終型は身長130cm、体重48kgと人間に近いスペック。リニューアル前は1F南フロアでASIMOショーも行われていた。

市販車は3台。インサイトは1999年に登場したホンダ初のハイブリッド車。3気筒の1Lエンジン+モーターという構成で、アルミボディなどの軽量化、CD値0.25の空力とホンダ流の徹底ぶりがうかがえる。

画像: 新世代のパワーユニットを独自の技術で。そんなホンダらしいこだわりを強く感じさせるのが、歴代インサイトだろう。写真の初代は1999年に登場。以降の2代目(2009年)、3代目(2018年)もすべて、ハイブリッド専用車として独自性をアピールしてきた。

新世代のパワーユニットを独自の技術で。そんなホンダらしいこだわりを強く感じさせるのが、歴代インサイトだろう。写真の初代は1999年に登場。以降の2代目(2009年)、3代目(2018年)もすべて、ハイブリッド専用車として独自性をアピールしてきた。

並ぶFCXは2002年にリース販売された燃料電池車で最終ユニットはホンダ製だった。この思いは08年のFCXクラリティに受け継がれる。

そして01年登場のフィット。コンパクトながらガソリンタンクを助手席下に配したセンタータンクレイアウトで広く使いやすい室内空間を実現。このレイアウトはその後N-BOXなどにも採用され今もホンダの看板技術となっている。

F1は2台。第3期の2000年のB・A・Rホンダ006。04年には11回表彰台に上がるも優勝は叶わず。

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