プジョーのコンパクト クロスオーバーSUV「2008」は、日本では中核モデルの308に勝るとも劣らない人気があるという。その人気の秘密を、実際の試乗や販売データなどを基に探ってみたい。

人気の秘密は、デザインの良さと適度なサイズか

画像: 試乗車のボディカラーは、セレニウム グレー。全長は4.3mあまり、全幅も1.8mを切るサイズは街中でも扱いやすい。リアまわりのランプにもLEDを多用している。

試乗車のボディカラーは、セレニウム グレー。全長は4.3mあまり、全幅も1.8mを切るサイズは街中でも扱いやすい。リアまわりのランプにもLEDを多用している。

購入者の男女比率や年代別比率、平均年齢などは公開されていないが、多くのユーザーが購入時に重視したポイントとしては、以下のものが挙げられている(順不同)。

・デザイン
・SUVとしてのサイズ
・SUVとしての機能性
・燃費(とくにディーゼルエンジン)

やはり、プジョー独特の洗練されたデザインによるエクステリアと、シックでモダンなインテリアとの組み合わせはもちろんだが、街中でも扱いやすいBセグメントのSUVながら人や荷物を十分に積むことができ、そしてディーゼルエンジンなら燃費も良い。といった理由で2008を選ぶ人が多いようだ。ちなみに、2008ユーザーの新規購入者比率は63.3%。約3分の2のユーザーは、初めての輸入車として2008を選んでいることになる。

軽自動車からラグジュアリーブランドまで、世界的なSUVブームはまだまだ終わりそうにない。2008の属するBセグメントのSUVも、日本車から輸入車まで百花繚乱。そんな中で、独特のデザインに高い機動性や使い勝手、そしてディーゼル車だけでなく、1.2LガソリンターボやバッテリーEVもラインナップするのが2008のアドバンテージ。コンパクトSUVを検討しているなら、プジョー 2008は要注目の1台といえるだろう。(文:篠原 政明/写真:村西 一海、ほか)

画像: シート地はアルカンターラとテップレザーのコンビ。フロントシートはヒーター内蔵で運転席は電動アジャストを標準装備。

シート地はアルカンターラとテップレザーのコンビ。フロントシートはヒーター内蔵で運転席は電動アジャストを標準装備。

プジョー 2008GT ブルーHDi 主要諸元

●全長×全幅×全高:4305×1770×1580mm
●ホイールベース:2610mm
●車両重量:1320kg
●エンジン:直4 DOHCディーゼルターボ
●総排気量:1498cc
●最高出力:96kW(130ps)/3750rpm
●最大トルク:300Nm(30.6kgm)/1750rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:軽油・41L
●WLTCモード燃費:20.8km/L
●タイヤサイズ:215/60R17
●車両価格(税込):445万4000円

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