2024年6月11日、フェラーリ・ジャパンは2024年5月にマイアミビーチでワールドプレミアされたばかりのフラッグシップ、「12 Cilindri(ドーディチ チリンドリ)」を日本初公開。13日まで東京都内でエクスクルーシブなイベントを開催し、招待顧客向けにお披露目する。

洗練されたパフォーマンスを堪能するためのエレガントなキャビン

画像: デュアルコクピットを採用したインテリア。ステアリングホイールの奥には変速用パドルが備わる。r

デュアルコクピットを採用したインテリア。ステアリングホイールの奥には変速用パドルが備わる。r

そのハイパフォーマンスに対応すべく、アッパーボディではテールエンドに車速に応じて可動するアクティブ エアロも装着されている。また、四輪独立操舵、ブレーキ by ワイヤ、SSC(サイド スリップ コントロール)8.0なども搭載している。

ボディスタイリングは、SF90から始まった新しいスタイルコードを採用し、クリーンなラインで構成されている。フロントマスクやリアセクションのブラックスクリーンも特徴的だ。さらに、前述のアクティブ エアロはデザインを損なうことなく採用されている。

インテリアでは、最新フェラーリ車に採用されているデュアル コクピットが、彫刻的で包み込むようだ。センターディスプレイは、パッセンジャーを引きつけ、ダッシュボードに溶け込むようなデザインとしている。

なお、今回のお披露目ではベルリネッタ(クーペ)のみの公開だったが、フェラーリ ジャパンではスパイダーの導入も同時に発表している。気になる車両価格(税込)だが、ベルリネッタが5674万円から、スパイダーが6241万円からとされている。デリバリーに関しては、欧州仕様がベルリネッタは2024年第4四半期から、スパイダーは2025年第1四半期からとされているから、それよりも少し先になりそうだ。

画像: フェラーリ S.p.A.のヘッド of プロダクト マーケティングであるエマヌエル・カランド氏(左)と、フェラーリ・ジャパンのドナート・ロマニエッロ 代表取締役社長。

フェラーリ S.p.A.のヘッド of プロダクト マーケティングであるエマヌエル・カランド氏(左)と、フェラーリ・ジャパンのドナート・ロマニエッロ 代表取締役社長。

フェラーリ 12チリンドリ(カッコ内はスパイダー) 主要諸元

●全長×全幅×全高:4733×2176×1292mm
●ホイールベース:2700mm
●乾燥重量:1560kg(1620kg)※いずれも軽量オプション装備車
●エンジン:65度V12 DOHC
●総排気量:6496cc
●最高出力:610kW(830ps)/9250rpm
●最大トルク:678Nm(69.1kgm)/7250rpm
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:フロント縦置きトランスアクスルRWD
●燃料・タンク容量:プレミアム・92L
●最高速度:340km/h以上
●0→100km/h加速:2.9秒(2.95秒)
●0→200km/h加速:7.9秒(8.2秒)
●タイヤサイズ:前275/35R21、後315/35R21
●車両価格(税込):5674万円〜(6241万円〜)

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