「スーパーカー」は、スーパースポーツカーだけではない。ひとことで表せば、「夢を与えてくれるような存在」だ。ここでは、国内外のそんな魅力あるモデルたちを簡単に紹介していこう。今回は、ベントレー コンチネンタルGT/GTC(BENTLEY CONTINENTAL GT/GTC)だ。
世代交代が近い今もなお、圧倒的なオーラを放つ
新世代ベントレーを代表する4シータークーペとして初代がデビューしたのは2003年。現行型は2017年に登場した3代目となるが、2024年5月で生産を終了。日本においても新車で手に入れられる期間は、あとわずかだろう。トップグレードには659ps/900Nmを発生する6LのW12エンジンを搭載した「スピード」と、550ps/770Nmを発生する4LのV8ツインターボ搭載車が設定されていた。
いずれも8速DCTと4WDが組み合わされる。ラグジュアリーを極めた内外装、圧倒的な動力性能など、まさに2ドアクーペの頂点に君臨するモデルだ。また、優雅なオープン4シーターの「GTC」もラインナップし、同様のパワートレーンを搭載していた。なお、4代目となる新型コンチネンタルGTは、間もなく発表される予定だ。
ベントレー コンチネンタルGT 主要諸元
●全長:4880mm
●全幅:1965mm
●全高:1405mm
●ホイールベース:2850mm
●車両重量:2200kg
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●エンジン:4L V8 DOHCツインターボ
●最高出力:550ps/5750-6000rpm
●最大トルク:770Nm/2000-4500rpm
●トランスミッション:8速DCT
●0→100km/h加速:4.0秒
●最高速:318km/h
●車両価格(税込):3005万2000円