Mrs. GREEN APPLEがフリードCMのために書き下ろした!
新型フリードのキャッチフレーズは「ギュッと!FRRED」です。小さいボディサイズのなかに、荷物や人、さまざまな機能が「ギュッと」詰まっていることを示しています。
フリードは歴代、幅広い世代に親しまれているモデルとして人気を博しています。それでも、世の中にはフリードの存在をまだ知らない人はいる、と考えたホンダは、フリードと同じく幅広い世代から愛されている大人気アーティスト「Mrs. GREEN APPLE」にCMソングの書き下ろしを依頼。より多くの人にフリードの存在と魅力を伝えるべく、今回のCMが誕生しました。
そして新型フリードの発表当日、そのCM発表会がウェルカムプラザ青山にて行われ、ゲストにMrs. GREEN APPLEの3人が登壇しました。
Mrs.の大森氏「フリードと自分の想いが重なった部分を中心に描いた」
Mrs. GREEN APPLE(通称・ミセス)は2013年に当時高校生だったメンバーで結成された若手ロックバンドで、2022年には「ダンスホール」で日本レコード大賞の「優秀作品賞」、2023年には「ケセラセラ」で日本レコード大賞の「大賞」を獲得しました。現在YouTubeチャンネルの登録者数は350万人、2024年7月から開催するライブツアーでは、日本のバンドで最年少となるスタジアム開催が行われるほどの人気を誇っています。
そんなミセスが新型フリードのCMソングとして書き下ろした曲は「Familie(ファミーリエ)」で、彼らはこの新曲の制作にあたって大事にした部分があるといいます。それをメインボーカルを務め、ファミーリエの作詞・作曲を手がけた大森元貴氏は次のように語りました。
「フリードのために曲を作る、というよりも、それだけを意識するのではなくて、フリードの魅力や価値を考えるなかで、自分が共感できる(想いが重なった)部分を中心に描きました」
つまり、CMソングだからといってフリードだけにフォーカスするのではなく、いい歌詞やメロディを作り出す「キッカケ」をフリードから貰ったのだそう。では、大森氏はどんなキッカケをもらったのでしょうか。
「題名にしたFamilie(ファミーリエ)は、ドイツ語で『家族』を表します。色んなカタチの家族があるなかで、その誰に対しても当てはまる、フリードのあたたかい空間をイメージしてこの題名を選びました。また家族だけでなく、恋人やひとりでも居心地の良さを感じることができるフリードに寄り添った曲作りを意識しました」
続けて大森氏はファミーリエの歌詞についても触れ、「歌詞のなかに『僕に運ばれる街』という言葉があります。これは、フリードに乗りながら移り変わる景色を想像して、自分が人や物、景気を運んでいるんだ! という意識を感じてほしくて選びました」とアーティストらしい視点で新曲の魅力について言及しました。
こうした想いの詰まったファミーリエの制作エピソードについて聞くと、よりCMの中身が気になりますね。