2024年8月22日、ロータス・カーズは同社初のエレクトリックGT(グランドツアラー)となる「エメヤ(EMEYA)」を日本初公開し、受注を開始した。デリバリーは、2024年末から開始予定だ。

日本仕様は3グレード。トップグレードの0→100km/h加速は2.78秒!

画像: 特徴的なLEDランプはデイタイムランニングランプで、ヘッドランプはその下の黒いエアインテーク部の両端に備わる。

特徴的なLEDランプはデイタイムランニングランプで、ヘッドランプはその下の黒いエアインテーク部の両端に備わる。

日本仕様のエメヤは、エメヤ/エメヤS/エメヤRの3グレードを設定。いずれもパワートレーンは2モーターの4WDだ。システム最高出力と最大トルクは、エメヤとエメヤSは450kW/710Nm、エメヤRは675kW/985Nmを発生する。0→100km/h加速と最高速度は、エメヤとエメヤSは4.15秒と250km/h、エメヤRは2.78秒と256km/hというパフォーマンスだ。

それでもWLTP複合モードの航続距離は、エメヤとエメヤSは500−610km、エメヤRは435−485kmとなっている。日本仕様では、200Vの普通充電とCHAdeMO方式の急速充電に対応する。400kW(600A対応)のDC急速充電器を使えば、14分で10%から80%まで充電することができ、10分で最大310kmの航続距離を得ることができる。

安全装備では、2つのNVIDIA DRIVE Orin システム オンチップ(SoC)は、データを1秒間に最大30回処理することが可能で、34個の最新鋭サラウンドセンサーが360度全方位で見守り、4つのライダー、18のレーダー、7つの8mpカメラ、そして5つの2mpカメラにより、低照度や悪天候でも、車両の周囲半径200mまでの障害物をあらゆる方向にスキャンし、安全性を確保する。また今後予想される車両周辺の環境を予測し、最適な軌道を探し出す。

さらに、新機能や新サービスを含むOTA(オーバー・ジ・エアー)アップデートにより、継続的な車両の改良に取り組んでいる。今後、各マーケットの規制が進む中、ロータスは、OTAアップデートによりハードウェアの一部をアクティブにすることが可能だ。エメヤのグレードと車両価格(税込)は、以下のとおりだ。

エメヤ:1634万円
エメヤS:1793万円
エメヤR:2268万2000円

前述のように、日本仕様のデリバリーは2024年末から開始予定。エレクトリック SUVのエレトレも日本仕様のデリバリーは間もなく始まる予定で、日本市場においてもロータス車の電動化は加速していきそうだ。

なお、2024年8月23日(金)〜9月1日(日)の11時から19時まで、東京・青山の「THE PLAYHOUSE(東京都港区南青山5-8-5)」ににおいて、「エメヤ ポップアップストア」が開催される。ロータス初のエレクトリック ハイパーGT、エメヤの実車をいち早く見たい人は、ぜひ行ってみてはいかがだろうか。

画像: 写真右から、ロータス・カーズ アジアパシフィック ミドルイースト & アフリカのプレジデント CEOであるダン・バルマー氏、同社のヘッド of マーケティングPRであるラムズ・アタット氏、ロータス テクノロジー イノベーティブ リミテッドのヘッド of セールス(ジャパン & 台湾)の寺嶋正一氏。

写真右から、ロータス・カーズ アジアパシフィック ミドルイースト & アフリカのプレジデント CEOであるダン・バルマー氏、同社のヘッド of マーケティングPRであるラムズ・アタット氏、ロータス テクノロジー イノベーティブ リミテッドのヘッド of セールス(ジャパン & 台湾)の寺嶋正一氏。

ロータス エメヤR 主要諸元

●全長×全幅×全高:5319×2005×1464mm
●ホイールベース:3069mm
●車両重量:2575kg(ドライバー75kg含む)
●モーター:交流同期電動機×2
●システム最高出力:675kW(918ps)
●システム最大トルク:985Nm(100.4kgm)
●バッテリー総電力量:102kWh
●WLTP複合モード航続距離:435−485km
●駆動方式:4WD
●タイヤサイズ:前265/40R21、後305/35R21
●車両価格(税込):2268万2000円

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