よりダイナミックに変身したエクステリア
初代、そして第2世代へと15年にわたり、ミッドサイズSUVの王道を歩んできた「アウディQ5シリーズ」が第3世代へと進化した。ラインナップはベーシック、Sライン、Sモデルとなる。まずエクステリアから見ていこう。
スポーティでワイドなシングルフレームは、彫刻的なデザインのヘッドライト(OLEDデジタル)や、大型のエアインテークと合体し、ダイナミックさをアピールしている。ちなみに、SラインとSモデルのエアインテークは、ベーシックに比べ大型とされている。
そして、Sラインには「エアカーテンチューブ」と呼ばれる、クロームライクなマットアンスラサイトのアクセント施される。Sモデルには、Lウイング形状のクロームライクなマットシルバーが奢られる。
リアは、できる限りラインを排除した滑らかなデザインとされた。リアウインドの下から流れるように配されたリアランプ(OLEDデジタル)とバンパーの間がその代表例だが、スポーティSUVとしてのエレガントさを表現したという。
もちろん、エアロダイナミックスも徹底している。前述のフロントやリアのデザインもそれに則るもので、ドアミラーの形状まで細心の注意が払われているという。
テールパイプは、後述の搭載エンジンによって異なる。ディーゼルエンジンにはダブルスクエアタイプがリアバンパー左に装着され、ガソリンエンジンには2本出しの長方形のテールパイプとなる。Sモデルには新デザインの4本出しが採用される。
足元のホイールは、エクステリアとエンジンの違いで17インチから21インチまで用意される。オプション設定の21インチ トリコロールホイールは、そのユニークさで注目されそうだ。
ボディカラーは、アルコナホワイトをはじめ新色のサクヒール ゴールドまで全11色。ただし、サクヒール ゴールドはSラインとSモデル専用となる。